都議会・代表質問 都で「ChatGPT」8月から活用へ

都議会では6月13日に代表質問が行われ、今回の補正予算やAIの活用について質問が出ました。東京都は8月から全ての部署で、ChatGPTなどのAIを活用すると明らかにしました。

6月13日に開かれた都議会の代表質問。自民党の議員から物価高の影響を受ける中小企業への支援について問われた小池知事は「今回の補正予算で都民や事業者に直接的な支援を行う」と強調しました。

小池知事:「国の臨時交付金を活用し、特別高圧電力や工業用LPガスを利用する企業への支援など、都民、事業者に対し直接的な支援を実施する」

また、都民ファーストの会の議員から都庁におけるAIの活用について問われると、8月から全ての部署でChatGPTなどを導入することを明かしました。

小池知事:「8月には職員が安全に利用できる環境を整備した上で、全ての局で利用を開始する」

職員向けのルール作りを徹底した上で、内部文書や業務マニュアルの作成などに利用することを想定しているということです。さらに東京都は、発がん性など健康影響の恐れが指摘されている有機フッ素化合物「PFAS」について、島しょ部を除く都内全域の水質調査計画を1年前倒し、今年度中に終わらせる方針を発表しました。

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