決勝の逆転適時二塁打含む2H3打点で1軍再昇格へアピール!中田翔が座る巨人一塁の座奪取狙う2軍潜む好打者とは!?

香月一也が決勝の逆転適時打含む2安打3打点

6月13日、ヤクルト戸田球場で行われたイースタン・リーグのヤクルトスワローズ戦に、「5番・一塁」で先発出場した香月一也は、3打数2安打3打点1死球。決勝の逆転タイムリーツーベースヒットを放つなど3打点の活躍でマルチヒットを記録し、1軍再昇格へアピールした。

4回、2アウト1、2塁のチャンスの場面で打席に立った香月一也は、ヤクルトスワローズ先発の奥川恭伸の3球目144kmストレートをレフトへ弾き返し、逆転タイムリーツーベースヒットを放ち、香月一也の一打で火がついた巨人打線は11安打で8点を奪い、ヤクルトスワローズを寄せ付けず、この一打が決勝点となった。

さらに、6回2アウト2塁のチャンスの場面で、香月一也は再び奥川恭伸の5球目135kmスライダーをライトへ運ぶタイムリーツーベースヒットを放った。

香月一也は2軍で打率.305をマークして1軍昇格し、5月28日の阪神タイガース戦、30日からの千葉ロッテマリーンズ戦の4試合にベンチ入りしたが、1軍出場機会はなく、6月2日の日本ハムファイターズ戦から1軍に昇格した岸田行倫に代わり、2軍降格となっていた。

5月28日に山瀬慎之助が登録抹消となり、大城卓三、小林誠司の捕手2人制となっていた。28日の阪神タイガース戦で1軍に昇格した香月一也が緊急時の第3捕手も担っていたが、岸田行倫の昇格で捕手3人制に戻った。

1軍に昇格するも一度も試合に出場することなく、2軍降格となってしまった香月一也だが、下を向いている暇はなく、1軍再昇格へバットでアピールを続けている。

巨人一塁には中田翔がどっしり構えているが、香月一也も負けじとしっかり結果を残し、中田翔の一塁の座を奪い取る活躍を見せてもらいたい。

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