ディオールの夏限定コレクション、リゾートホテルで「体験」 衣服やレジャーアイテム 京都に特別店舗

「ディオリビエラ 京都 期間限定ブティック」店内の様子=京都市北区

 ディオールが2023年夏の限定コレクションを販売する特別店舗「ディオリビエラ 京都 期間限定ブティック」を京都市北区のリゾートホテル「ROKU KYOTO,LXR Hotels&Resorts」内にオープンした。

 伝統柄「トワル・ドゥ・ジュイ」を、16年からディオールのウィメンズ・クリエイティブ・ディレクターを務めるデザイナー、マリア・グラツィア・キウリが再解釈してトラやサル、爬虫(はちゅう)類を描いたモチーフが登場し、シャツやスカート、バッグ、スカーフ、靴、食器などにあしらわれている。

 また今回、サーフボードや卓球のラケット、ヨガマット、パラソルといった、夏のレジャーを彩るアイテムにも同じモチーフを用い、遊び心をみせる。

 先月末、大評判のうちに閉幕した「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ」展(東京都現代美術館)では「ディオールと日本」のセクションも設けられ、日本との関係も注目を集めた。

 神戸とのかかわりも意外に古く、70年前の1953年、百貨店の大丸はディオールから提供された型紙と自社の生地を用いて制作した洋服をショー形式で発表。同年10月18日には旧神戸オリエンタルホテルでもショーを開催した。

 都会の喧噪(けんそう)を離れ、リゾート気分を味わいながら、お気に入りの商品と出合う。そんな特別な「体験」をしに、神戸から足を延ばしてみるのはどうだろうか。

 7月2日まで。問い合わせはクリスチャンディオールTEL0120.02.1947 (片岡達美)

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