戦力入れ替えのPSGが“韓国の至宝”イ・ガンインを獲得へ、すでに交渉は最終段階に

[写真:Getty Images]

パリ・サンジェルマン(PSG)がマジョルカに所属する韓国代表MFイ・ガンイン(22)の獲得に近づているようだ。

今季はリーグ・アンこそ連覇を果たしたものの、説得力あるパフォーマンスには欠け、最大の目標だったチャンピオンズリーグ(CL)もラウンド16敗退となったPSG。すでにアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(35)、スペイン代表DFセルヒオ・ラモス(37)の退団が決定し、ブラジル代表FWネイマール(31)やイタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティ(30)らの売却にもオープンな姿勢を示すなど、クラブは大々的な刷新を敢行している。

一方で、今夏どのような新戦力が加わるかに注目が集まる中、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、イ・ガンイン獲得に向けて選手とは口頭で完全合意に至ったようだ。

すでにメディカルチェックも大部分は完了し、現在はマジョルカと細部の詰めを行っている段階だという。交渉は順調であり、近いタイミングで正式発表がされる見込みだ。

“韓国の至宝”とも言われるイ・ガンインはバレンシアの下部組織で育ち、2019年1月にファーストチームへ昇格。2021年8月にマジョルカへ加入すると、今シーズンはラ・リーガで36試合に出場して6ゴール7アシストを記録するなど存在感を発揮した。

なお、ロマーノ氏によるとPSGはレアル・マドリーを退団するスペイン代表MFマルコ・アセンシオ(27)やスポルティングCPに所属するウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテ(22)、ベンフィカのU-20イタリア代表MFシュール・ヌドゥール(18)の加入発表も間近に迫っており、早くも積極的な動きを見せている。

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