山形市南山形小(沼沢聡校長)の3年生約70人が13日、農業を学ぶ社会科の学習で同市黒沢の観光果樹園を訪れ、サクランボ栽培の作業や工夫について理解を深めた。
児童たちは喜三郎さくらんぼ狩園の園主小笠原喜彦さん(78)に次々と質問し、園内に約200本の木があること、実割れしないようにビニールをかけることなどを学んだ。摘み取りも体験し、地域の特産であるサクランボの魅力に触れた。
小笠原かんなさん(8)は「朝4時から仕事をしているのがすごい」と驚いた様子。スタッフから「大きくなったら収穫の手伝いに来て」と声を掛けられた男子児童は「サクランボが好きだから、つまみ食いばかりしちゃいそう」と笑っていた。