飯豊まりえ、7月スタートの野島伸司オリジナルドラマに主演! 3度目の野島作品出演に「とても光栄」

テレビ朝日系では7月より「何曜日に生まれたの」(日曜午後10:00、開始日未定=ABCテレビ制作)をスタート。脚本を野島伸司氏、飯豊まりえが主演を務めることが分かった。

「何曜日に生まれたの」は、「101回目のプロポーズ」や「高校教師」「ひとつ屋根の下」など、数々の日本を代表する名作を生み出してきた脚本家・野島伸司氏のオリジナル作品。今年4月よりABCテレビが全国ネットの新ドラマ枠を立ち上げており、本作は「日曜の夜ぐらいは…」に続く第2弾となっている。

飯豊は、10年間部屋に閉じこもっている引きこもり女子の主人公・黒目すいを演じる。飯豊と野島は、「アルジャーノンに花束を」「パパ活」以来、3度目のタッグ。タイトルにもある「何曜日に生まれたの」といった、誕生曜日で運勢を占う「曜日占い」も物語の重要な要素となる。

出演にあたり、飯豊は「野島伸司さんには10代の頃からお世話になっていました。その中でも『パパ活』は、初めて主演を務めさせていただいた、とても思い入れのある作品です」と、野島作品にあらためて参加できることを喜ぶ。

また、本作はオリジナル作品ということを受け、脚本の感想を聞かれると「野島さんのドラマは、最後まで何が起こるか分からない。今回の台本を読ませていただいても、その印象は変わりませんでした。このセリフの一言の意図は何だろう?と頭を抱えながら読み進めていくと、あのセリフの意味がここで回収されて、明かされるんだ!という発見がたくさんありました。野島さんの頭の中をのぞいてみたくなります」と希代の脚本家の手腕に驚いたことを明かす。

そして、まだまだ謎に包まれている本作について、「私が演じる黒目すいは、ある日をきっかけに引きこもりになってしまうのですが、人の言葉を受け流せない人なのかなという印象を受けました。それは決して悪い意味ではなく、優しい人なんだと感じています」とその一端について語った。

一方の野島氏は、「長く閉塞感のあったコロナ禍から、ようやくマスクが取れましたね。今回はそこを踏まえてかなりトリッキーな物語ですが、鮮度の高い若いキャストで、前向きなメッセージを届けられたらと思います」と本作に与えた影響について触れ、「個人的には普段ドラマを見ない、漫画、アニメ派の視聴者にのぞいてもらえたらうれしいです。2次元と3次元を虹をかけてつなげてみたい」とアピール。最後に「ちなみに、月曜日に生まれました(笑)」と自身の「何曜日に生まれたの」を明かした。

最後に、本作がプライム帯地上波連続ドラマ初主演となる飯豊は、「これまで通り、気負わずに、作品と大切に向き合っていきたいと思います」と自然体で挑むことを強調。「ぜひ、楽しんでいただけましたら幸いです」と呼びかけている。

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