ジミー大西「これが最後の個展」「次やるとしても追悼展」 画業30年の半生を凝縮 地元・大阪でファイナル

お笑いタレントで画家のジミー大西(59)が14日、画業30年記念作品展「POP OUT」(26日まで、大阪・阪急うめだ本店 阪急うめだギャラリー)オープン前内覧会に出席。同作品展を「最後の個展」と位置づけ、「次やるとしても追悼展」と話した。

昨年4月から1年以上をかけて全国10カ所を巡り、地元・大阪でファイナルを迎える。92年にテレビ番組の企画で絵画を発表し、話題に。翌93年に渋谷で初の個展を開催し、画家デビューを果たして早30年。同作品展を「ジミーの“半生”を描かせてもらいつつ、30年間の“反省”も含まれております」と紹介した。

全国を巡る個展の開催は約10年ぶり。これまで10~15年に1度のペースで全国規模の個展を開催してきたというが、ジミーは来年1月に還暦を迎えることを踏まえ「これが最後の個展になると思う」と真剣な表情。「自分の10~15年後を考えたら、次やるとしても追悼展なんで」と笑いを誘った。

大阪開催に合わせて、オープン前日の13日に完成したという新作「百獣の王」も発表。所属する吉本興業が昨年4月に創業110周年を迎えたことにちなみ、「110、ひゃくじゅう、百獣…で『百獣の王』なんです」と説明。「大阪のおばちゃんのヒョウを描くつもりだったんですけど、トラになってしまった」と笑わせていた。

(よろず~ニュース・藤丸 紘生)

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