県産サクランボの大玉新品種「やまがた紅王」の本格デビューに合わせて、県や関係団体でつくる「おいしい山形推進機構」の一行が13日、宮城県庁を訪れ、村井嘉浩知事にPRした。
本県の地主徹農林水産部長がゆるキャラ「ペロリン」らを伴い、朝取りのやまがた紅王を持ち寄った。20年以上かかったという開発話を聞いた村井知事は、3L~4L中心の大きさと真っ赤な色つやに「食べずに飾っておきたい」と驚き、糖度20度を誇る食味に「ものすごく甘い。まさに王様だ」とまたびっくりした表情を見せた。
地主部長が「多くの宮城県民が山形に足を運んでサクランボ狩りを楽しんでほしい」と期待を寄せると、村井知事は「コロナ禍も明けたので、いい感じで相互に交流していきましょう」と笑顔で返していた。