【ブリュワーズ５－７×ツインズ】＠ターゲット・フィールド
負ければ借金生活転落となるツインズは、２点ビハインドで迎えた９回裏にドノバン・ソラーノのタイムリーで同点に追いつくと、カルロス・コレアの９号２ランでサヨナラ勝利。本拠地でのブリュワーズ２連戦初戦を制して貯金を１とした。ツインズ３番手のジョシュ・ワインダーは１勝目（０敗）をマーク。５連敗となってしまったブリュワーズはデビン・ウィリアムスに１敗目（３勝）が記録されている。
連敗は避けたいツインズだったが、３回表にクリスチャン・イエリッチのタイムリー二塁打などで３点を失うと、１点差で迎えた７回表にはイエリッチの９号２ランを浴びて２対５と苦しい展開になってしまった。しかしここから打線が猛反撃。７回裏にカイル・ファーマーの４号ソロで１点を返すと、９回裏には相手の絶対的クローザーを攻略してみせる。先頭マイケル・A・テイラーの10号ソロで１点差とすると、さらに四球と盗塁でチャンスを作り、ソラーノのタイムリーで同点に成功。するとここまでノーヒットだったコレアが最後に特大弾を放ち、鮮やかなサヨナラ勝利を収めた。
コレアはこれがレギュラーシーズンではキャリア初のサヨナラホームラン。プレーオフの舞台では何度も勝負強さを発揮してきた男だが、意外な初記録となった。今季はここまで打率.217、９本塁打と苦しんでいるコレアだが、日本時間11日のブルージェイズ戦で満塁弾を放つなど直近５試合で７安打３ホーマーと登り調子。チームに勢いを与える経験豊富なリーダーがいよいよ本領発揮となりそうだ。
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