LGBT法案、15日に審議 参院、自民は16日成立想定

 参院内閣委員会は14日の理事懇談会で、LGBTなど性的少数者への理解増進を目的とした法案の与党修正案を15日に内閣委で審議する日程を決めた。自民党は15日中の採決も提案したが、立憲民主党は賛同しなかった。採決については引き続き協議する。自民は内閣委で修正案を可決した上で、16日の参院本会議で成立させる日程を想定している。15日の内閣委では、与党修正案の趣旨説明に続き、7会派が各30分間の質疑を行う。小倉将信共生社会担当相と参考人への質疑も認める。

 与党修正案は、焦点だった性自認の表現を与党案の「性同一性」から、日本維新の会と国民民主党が提案した「ジェンダーアイデンティティ」に変更した。

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