6月14日の「世界献血者デー」は、ABO型の血液型を発見し、ノーベル賞を受賞したカール・ラントシュタイナーの誕生日を記念したものです。
14日、愛媛県松山市の大街道献血ルームでは、午前10時のオープン前から事前に予約していた人などが手続きを行い、午前だけでおよそ40人が献血に協力していました。
(50代男性)
「体が元気で人の役に立てるんだったら、できるだけやりたいなという思いで月に1回ぐらいは来ている」
県赤十字血液センターによりますと、新型コロナの感染拡大以降も献血協力者の目立った減少はなく、5類に引き下げられてからは増加傾向だということです。
(県赤十字血液センター大街道出張所 上松陽二郎所長)
「いつでも安心して治療できるように安全な血液を安定的に供給する。これが私たちの使命」
若い世代の割合が少ないということで、センターでは今後、高校や大学に移動採血車を派遣するなどして底上げを図りたい考えです。