人気銘柄のフラッテージ、移籍先希望は「プレミアよりセリエA」…インテルがサッスオーロと接触か

[写真:Getty Images]

インテルがサッスオーロのイタリア代表MFダビデ・フラッテージ(23)の獲得に乗り出しているようだ。『フットボール・イタリア』が伝えている。

フラッテージはローマで生まれ育ち、ローマの下部組織にも在籍していた生粋のロマニスタ。サッスオーロで着用する背番号「16」はローマのバンディエラ、ダニエレ・デ・ロッシ氏への憧れから選んだものだ。

昨夏はローマ復帰が実現する可能性が高いとみられていたものの、最終的に交渉は成立せず。今シーズンはセリエA36試合の出場で7ゴールを記録し、中堅クラブのサッスオーロに欠かせぬ攻守の要として大きな存在感を発揮した。

ローマは現在でも獲得を諦めていないとされているが、イタリア『スカイ・スポーツ』によると、今夏はインテルやミラン、ユベントスといった国内クラブに加え、アーセナルとブライトン&ホーヴ・アルビオンのプレミアリーグ勢もフラッテージに関心を寄せているという。

なお、現在イタリア代表の活動に参加中のフラッテージは13日、スペイン代表とのUEFAネーションズリーグ(UNL)準決勝に向けた記者会見で自身の去就に言及。プレミア行きも噂されるなか、「国外よりもセリエAでプレーしたい」という旨を語った。

また、同日夜、インテルとサッスオーロの両首脳陣による夕食会が行われ、この場でフラッテージに関する話し合いも展開されたとのこと。サッスオーロは移籍金として最低3000万ユーロ(約45億3000万円)を要求しているとみられている。

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