故 ムンビンさんに関するうわさがSNSで拡散、実母が手紙を公開「息子のファンを傷つけないでほしい」

25歳という若さで急逝した、ASTRO(アストロ)メンバーのムンビンさんに関する根も葉もないうわさが、韓国のオンラインコミュニティーで拡散されているという。そんな中、胸を痛めた彼の実母がコメントを発表。韓国の複数メディアによると13日、ムンビンさんの所属事務所であるファンタジオのファンコミュニティーに、実母の思いが掲載されたという。

手紙は「遠方から足を運んでくださった、ファンの皆さんからの手紙やお花、そしてたくさんの心遣いに、私自身たくさんの癒やしをいただきました」と始まる。「皆さんが私の息子を追悼し、悲しんでくださる思いは承知しているのですが、一部の方がオンラインコミュニティーで、無分別なうわさを生産しているのを見ました」と明かす。そして「事実ではないうわさのせいで、多くの方たちが被害を受けており、心から私の息子を恋しいと思ってくださる、ファンの皆さんの心が傷つかないかと心配しています」とつづった。

また「そんなうわさ話で、誰かに私の息子を話題にしてほしくないですし、これ以上、根も葉もないうわさが生産されないよう、切に願います」と伝えた。

実母の手紙は、一定期間掲載される予定だという。

オンラインコミュニティーでは、ムンビンさんの死因や剖検(ぼうけん)、メンバー間の不仲説、家族関係などについて確証の取れない推測やうわさが拡散されていた。

ムンビンさんは4月19日に突然この世を去り、葬儀や出棺、納骨先は家族の意向で非公開とされた。その後所属事務所は、四十九日を迎える前にファンが長期的に追悼できる空間を設けることを発表。遺族の要望で、南漢山城(ナムハンサンソン)国庁舎で運営されている。

またムンビンさんの妹であり、ガールズグループBillie(ビリー)のメンバーであるムン・スアは、悲しみを胸に抱えながら最近活動を再開したばかりだ。

(よろず~ニュース・椎 美雪)

© 株式会社神戸新聞社