東京湾アクアラインに時間帯に応じて通行料金が変わる、「変動料金制」を試験導入しようと、千葉県と国土交通省が調整していることが分かりました。
アクアラインの通行料金は、開通した1997年当初は4000円でしたが、現在は県と国がその費用を一部、負担し合う形を取り、ETCを搭載している普通車の通行料金は800円となっています。
今回、試験的に導入しようとしている変動料金制は、通行量を分散させることがねらいで、混雑する日中の料金を引き上げる一方、深夜には引き下げる方針で、その変動幅は数百円程度が見込まれます。
なお、この変動料金制は、行楽シーズンで利用者が増える、2023年の夏ごろに試験的に導入されると見られ、その効果を検証したうえで、本格的な導入についても検討を進める見込みです。