スポーツ複合商業施設の地鎮祭/八戸駅西口

工事中の安全を祈願する田島代表取締役

 青森県八戸市の建設業「北辰工業」が八戸駅西口前に計画しているスポーツ複合商業施設「エルロン・ウェスト・ビレッジ」の地鎮祭が14日、現地で行われた。同施設は東北最大級のトランポリンパークを備えているのが特徴。開業は来年5月の予定で、八戸駅西地区のにぎわい創出につなげる。

 地鎮祭には同社の田島理成(としなり)代表取締役や田島幹二会長、設計・工事関係者や地元の町内会長ら約20人が参加し、工事中の安全を祈った。田島代表取締役は「この地の明るい豊かな未来につながるような、希望の工事になることを祈念する」とあいさつした。

 同施設は、八戸駅西口とゼビオグループが運営する多目的アリーナ「フラット八戸」を結ぶ「シンボルロード」沿いにあり、トランポリン棟(約900平方メートル)と3棟のテナント(1店舗当たり約50平方メートル)を建設する。イベント広場も設ける。テナントは飲食や物販を想定し、現在入居者を募集している。

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