EX-FIVE - JACKie(ex-NEW ROTEeKA)率いる超新星バンド、遂に始動! 和也(ex-FANATIC♢CRISIS)、TARSHI(ex-Lonesome Dove Woodrows)、梶原徹也(ex-THE BLUE HEARTS)、ウエノコウジ(ex-thee michelle gun elephant)という豪華布陣で新宿LOFTにて初ライブ&初主催フェスを開催!

あまりに意外すぎるメンバーが集まった経緯

──ということで、皆さんは元NEW ROTEeKAのJACKieさん率いるスーパー新人バンドということでよろしいでしょうか。

JACKie:そうですね(笑)。

──EX-FIVE、初のインタビューでございます。よろしくお願いいたします。

一同:よろしくお願いします。

──来月、7月14日(金)に新宿LOFTにてお披露目初ライブがあるとのことでやって参りました。しかもこれは初主催フェスなんですよね?

JACKie:そうなんですよ。

──メンバー全員、日本のロック史にその名を刻むレジェンドの方々で。どういう経緯でバンドを結成することになったんですか。

JACKie:実は俺も、最初は全然想像がつかなかったの。

──どういうことですか?

JACKie:この数年、コロナ禍になっちゃったじゃん。コロナ前から、ボーカルのTARSHIとは「今度一緒にスタジオ入ろうぜ!」「いいよー!」なんて話してたんだけどさ。

──コロナになる前からバンドをやる意思があったと?

JACKie:うん。そろそろ俺もギターを弾こうかなー、スタジオ入りたいなー、なんてTARSHIには前から言ってて。そしたら去年の今くらいかな? 知り合いを介して運命的に和也くんと出会って。

JACKie(ex-NEW ROTEeKA)

──じゃ、メンバーを誘う順番的には、最初はTARSHIさんで、次が和也さんという流れだったんですね。

JACKie:そう、最初はTARSHIと二人でなんかやろうかな、なんて思ってたけど、コロナになって話が流れちゃって。ライブハウスもその頃は大変そうだったし、こっちもこっちで、仕事も家でリモートワークとかになっちゃってさ。下パンツ一丁で仕事なんかして(笑)。それで、これどうしたもんかなー? と思っていたときに、たまたま去年、和也くんと出会って。「FANATIC♢CRISIS? 知ってる、知ってる!」ってなったんだけど、ヴィジュアル系っていうとさ、俺らの世代から言うとなかなか縁がなくて(笑)。もともと俺がやってたニューロティカは元祖ヴィジュアル系で売ってたけど(笑)。で、和也くんに「もし良かったら一緒に音を出したいんだけど…」って話したら、「いいっすね」って言ってくれて。「和也くん、バンドやろうか?」ってその場でなって。

──JACKieさんと和也くん。最初から意外な展開じゃないですか。

JACKie:もういきなり異種格闘技戦っていうか、ここでパチンと決まったから、「じゃあ誰を呼ぶ? 俺、一緒にやりたい人、唄わせたい人がいるんだ」ってTARSHIのことを話したんだけど。そしたら、和也くんがメンバー選びを含め、曲も全部JACKieさんに乗っかってもいいって言ってくれて。ヴィジュアル系のことを考えたり、寄せなくてもいいって。

──和也くんがアウェイでもウエルカムだったんですね。

JACKie:そうそう。そこから、「俺もいい歳で還暦になっちゃうから、この人の音でやってみたい人が他にもいるんだ」って和也くんに話をして。たとえばドラムだったら梶くん。ずっと俺、ブルーハーツが好きで、ブルーハーツのライブがあれば最前でかぶりついて観てたし。あとはレーベル(日本コロムビア / TRIAD)の後輩でミッシェル・ガン・エレファントがいて、ウエノコウジくんとか。ミッシェル・ガン・エレファントは後輩なのに一度も一緒にやったことがないっていうのがあって、一緒にやりたいから声かけてみようと思うんだよね。…って俺、普通に話したのね。したら和也くんが「え!?」ってなって。

和也:わかりますよね? あまりに非現実すぎて、何を喋っているんだろう? って思って(笑)。

──ちょっと頭おかしいんじゃないのか?! ってことを普通に話されたんですね(笑)。

JACKie:「冷静になってます?」って和也くんに言われたりして(笑)。じゃあ梶くんに電話してみるわってことで、それですぐ梶くんに電話して。梶くんは今、関西に住んでるんだけどさ、「東京でライブやバンドをやりたいんだけど」って熱い思いを語ったら、「ぜひやりたい」って言ってくれて。

──そういう順番だったんですね。

JACKie:そんで、TARSHIにはもう「唄え!」って言って(笑)。

TARSHI:ああ、そういう流れだったんだ?

──TARSHIさんはこうした流れを何も知らなかったんですか?

TARSHI:未だによくわかってない(笑)。

JACKie:俺としては、もう4年前にTARSHIと約束してるからさ。「全部俺が用意するから唄え!」って言って。で、TARSHIに電話番号を聞いて、コウジくんに連絡して。「来年、一緒にバンドをやりたいんだけど」って話したら、「そんなに先のスケジュールまで今はわからないです」って言われたけど(笑)。結局、このメンバーで決まったのは今年の2月なんだよ。

TARSHI&ウエノ「未だによくわかってない」

──メンバーが決まるより先にライブを決めてましたよね。

JACKie:うん。メンバーを決定する前に、新宿ロフトの面々に話をしたのが去年の夏だったから。ライブ先行、ブッキング決め打ちで。

──もしウエノさんがダメだったらどうしていたんですか?

JACKie:ダメだったらどうしようかな? って悩むところだった。また新しい人を探さなきゃいけないし、ライブは迫ってきちゃうし。でも、コウジくんが「なるほど、そういう繋がりなんですね」と快諾してくれて、なんとかスケジュールの調整も上手くいって。コウジくんに限らず、みんな忙しい中スケジュールを合わせてもらって有り難かったね。

──なるほど、そんな経緯だったんですね。

JACKie:和也くんは半信半疑だったと思うよ。多分、最初のうちは。まあ無理だろうな、って(笑)。

和也:はい……(笑)。

──だって、飲み屋の会話だったんですよね?(笑)

和也:僕は何言ってるんだろ? ってずっと思ってました(笑)。でも結果的に、最初に話していたメンバーに本当に決まったから凄いですよね。

──和也さんは、JACKieさんに誘われたときどう思いました?

和也:話を聞いてわくわくしました。しかも自分のジャンルじゃないし、余計にわくわくしたから「ぜひやりたいです!」って。その代わり、条件を一つだけ出させてもらったんです。

──条件?

和也:それは、曲は書きたくないということ。僕は自分のバンド以外にも楽曲提供とか作家の仕事もやらせてもらっていて、曲はもちろん書けるんですけど、このバンドは自分にとって勉強の場にさせてもらいたいなと。だって、皆さん大先輩なわけですから。

──それをJACKieさんは「いいよ」と。

和也:はい。JACKieさんがやることに僕は乗っかりたいなと思って。今やっているバンドは僕がリーダーだったり、作曲したりとかしているので、たまには甘える側になりたいなと。

和也(ex-FANATIC♢CRISIS)

梶原徹也(ex-THE BLUE HEARTS)

──梶くんはJACKieさんに誘われたとき、関西にいるのに何言ってるの? とは思わなかったんですか。

梶原:さっきもJACKieくんが話していたけど、彼はもう本当に、ブルーハーツのライブに毎回とは言わないけど…。

JACKie:七割五分で観に行ってた。

──凄い打率じゃないですか(笑)。

梶原:本当にそのくらい、すっごい観に来てくれてたんですよ。でも、なんかずーっと共演する機会がなくて、お互い60にもなるし、ちょっと一緒にやってみたいと思って乗っちゃいました。

──ウエノくんは誘われたときは…?

ウエノ:正直、今もよくわかってないんですよ(笑)。

一同:(笑)

ウエノ:JACKieさんが久しぶりにバンドをやるって聞いて、一度はこう、お祝いで…っていう感じでここにいるというか。

──お祝いするために今ここにいると(笑)。じゃあ、もっとわかってないと思われるTARSHIさんは、JACKieさんに誘われたときはどう感じたんですか?

TARSHI:誘われったっていうかさ、俺の場合、選択肢がない。先輩だからさ、「やるよ!」って言われたらやるしかない。「ああ、そうですか」って返すだけ。

JACKie:40年の付き合いだからね(笑)。

TARSHI:ただ、俺も和也くんと一緒で、「何も作んないよ」とは言った。「詞も書かないし、メロディも書きませんよ」って。あと、「パーマネントのバンドっていうのは俺にはできませんよ」と。「それでいいならやってもいいですよ」と言ったら、「それでいい、わかった」と。で、どんな曲を作るのかな? と思っていたら、「お前、もうギター弾かなくていいから」って言われて。このバンドではギターすら持たせてもらえない(笑)。

──「立ってろ、これ唄え」と。

TARSHI:「ギターが2本いるからお前はいいよ」って言われて。若干、ウエノに近い感じですね。自分がなぜここにいるのかよくわかってない(笑)。

ウエノ:これ、どうなるんだろ? って未だに思ってるからね(笑)。

──まあ、ライブをやるのは決まっているんでしょうけど(笑)。面白いですね。首謀者のJACKieさんに全権委ねるみたいな。

JACKie:そうそう。でも、それがいい相乗効果を生むと思う。いろいろスパイラルなのがロックっぽいしさ。

一同:(笑)

一度ライブをやって解散するのか、継続するのか、現時点では未定

──ジャンルも世代も違うけど混じり合える感じがあるというのは、なんか新宿ロフトっぽいですね。

JACKie:そうだね。そういうのがなんかいいでしょ? この歳で仲良し小好しで和気藹々でやるっていうのも、なんか違うなと思って。一緒に音を出して、それだけで会話できれば俺はいいと思ってるからさ。だから殊更に仲良くするとか、そんなこともあえてしない。ただ、このバンドに懸ける自分の思いだけはちゃんと伝えてる。思いだけはちゃんとね!

──その思いは上手く音に出ていますか? 今日、リハーサルは初めて?

JACKie:今日で2日目。思いはちゃんと出てるし、全然俺いなくてもいいくらい! それくらい聴いてて気持ちいい音をみんなで出せてるよ。

──記念すべきデビュー・ライブをフェス形式にしたのはなぜですか?

JACKie:それは、俺がまず2時間持たないっていうのもあったし、最初はロフトでフェスをやりたいっていうのもあったしね。それと、俺はいま一応、会社員をやってるけど、他のみんなは自分のバンドがあるし、生業として土日や祝日に稼働したいだろうから、このバンドでやるならなるべく平日がいいなと思って金曜日にした。ちょうど去年の今くらいだったかな? コロナ禍のライブハウスでもだんだんそれまで通りのライブをできるようになってきたし、そろそろ動きたいなと。あと、なんか土日ばっかり盛り上がってるライブハウス・シーンもどうなのかな? と思ったり。平日でも音を浴びにライブハウスへ行くっていうのも全然ありなわけで。なんかそういうことのカンフル剤になればいいかなっていう思いもあって、そんな話をロフトの社長とかと話したりして。それで平日の金曜にフェスを一回やってみよう! と思って。

──対バンのお誘いも大変だったと思うんですけど…。

JACKie:そうだね。なんせ見ず知らずのバンドからのお誘いなわけだから(笑)。最初は知ってるバンドや先輩のバンドに声をかけて、空いてるかどうか右往左往して、ギリギリになって「やっぱりスケジュールが厳しい」と言われたこともあった。ライブハウスもコロナ禍前のスケジュール状況に戻って、今はみんな忙しくなってきたからね。

──そうですよね。

JACKie:でも結果的には本当にいいバンドが出演してくれることになったと思ってる。

──まだメンバーが決定していないのに対バンを誘うっていうのも前代未聞ですよね?(笑)

JACKie:まあね。ギターは最初から和也くんに決まってたけど、最後の最後、コウジくんはどうなるかわからなかったから。対バンの話が来ても、みんな半信半疑だったとは思うよ。本当にやれんのか?! ってくらい(笑)。

──メンバーが決まる前から、先行でチケットを発売するというのも凄い話でしたよね。

JACKie:それは、自分で逃げ道を作らないようにしたくて。仕事をやっていても、日付を決め打ちしないと完全に休めないときが多いでしょ? あと俺の場合、他のメンバーと感覚がちょっと違うわけ。俺がギターを弾いたり、バンドに費やせる時間はなかなかなくて、週に一度の日曜日しかない。つまり1年に50日程度。その日曜日も家族との時間もあるので24時間全部は使えないから、年に実質50日もないんだよ。そうなると、音楽的に自分で自分を追い込むには1年がかりでやらないと足りないんだよね。ギターの感覚とか全部覚えなくちゃいけないし、メンバーや対バンのみんなに熱い思いで声をかけている以上、それに一生懸命応えなくちゃいけないから。まあ、1年がかりなんて言っても全然足りないくらいだったけどさ。

──気がつけば2カ月を切っていますしね。今回、バンドのレパートリーはJACKieさんが作ったんですよね?

JACKie:うん。

──TARSHIさんは唄うだけ?

JACKie:うん。それが条件だったから。まあ、カバーもやるけどね。カバープラス、オリジナルを4、5曲かな。

──それなりの持ち時間はやると?

JACKie:もちろんやるよ。

──3曲くらいやって、「退散! 逃げろー!」とかドリフみたいに終わっちゃうとかは?(笑)

JACKie:それはない(笑)。どのバンドもみんな同じ時間やるよ。シークレットだけはちょっと短いけど。

TARSHI(ex-Lonesome Dove Woodrows)

ウエノコウジ(ex-thee michelle gun elephant)

──他の皆さんは、このバンドに対する手応えはどんな感じなんですか?

梶原:全員と音を出すのは初めてなのでもの凄く楽しみなんだけど、できることが限られてるんですよね。その中でみんなと接点を楽しんでいこうっていうスタンスなんですよ。そこでそれぞれが一番得意な所をボーン!と出してきてもらって、それが混ざりあって楽しいバンドができればいいなぁと思ってます。

──梶くんとウエノくんって、今までセッションとかなかったんですか?

ウエノ:何もないですよ。ご挨拶くらいはした程度で。音出すのは初めてなんです。なんせ大先輩ですから。

梶原:いやいや、とんでもない。

──じゃあ本当に、皆さんこの歳になって初めて“せーの”なんですね?

JACKie:すごい“せーの”感が出てるよね?

一同:出てる、出てる(笑)。

JACKie:TARSHIとだって40年の付き合いだけど、ここまでの“せーの”感は今までないもん。TARSHIがベースで、俺がギターってバンドはあったよ。ネオ・ザ・リトルっていうAC/DCのコピーバンドで。

TARSHI:歌も唄ってたけど、メインはベースでね。ボーカルは別にいたから。

JACKie:それ以外でTARSHIと一緒のステージに立ったことはないと思う。

──JACKieさん始め、ロフトで言う僕らの先輩たちは未だ俄然元気ですよね。だってこの歳になって新人バンド結成ですよ? こういうのをやられちゃうと、後輩たちは頑張らないといかんですよね。

JACKie:ちょうど今半分なんだよ、バンド人生とサラリーマン人生が年月的に。

──ああ、そういうのもあったんですね。で、7月14日にドカンと花火をぶち上げて、デビュー・フライトするわけじゃないですか。その後の予定は決まっていたりするんですか?

JACKie:それが嬉しいことに、まだリハも音も出してないときからいろんな所からオファーを頂いてて。でもこのメンツだからなかなかスケジュールが合わない。ちょっと年内は厳しいかな。あと、実際に5人でライブで音を出してみて、メンバーみんながどう感じるか、モチベーションを維持できるか。もしかしたら、この一回のステージで終わってしまうかもしれないし。

── 一回で解散! 即伝説になりますね!(笑)

JACKie:あるいは、もう一回くらいやってもいいかなと思うかもしれない。TARSHIは「はい」って言ってくれるかもだし、和也くんは日程出してくれるし。梶くんはこの期間だったら東京行けるとか、コウジくんがここだったらピンポイントで行けますとか、上手く調整できたら最高だね。みんなそれぞれの活動と生活があるから。3カ月に一度はライブをやろうとか、そういうスタンスは無理だしね。俺も含めて。

──まあ、感覚的にはそう焦らずに行こうってことですね。

JACKie:そうそう。みんなが空いたところで、っていうのが基本だね。

新しい環境でやり抜くには壁をこじ開けていくしかない!

──最初のライブを新宿ロフトでやることになったのは? 個人的にも実に感慨深いものがありますが。

JACKie:それはやっぱり、NEW ROTEeKAの頃から凄いお世話になっていたしさ。

──当日、ロフトのスタッフにもお弁当を出すという話を聞いたんですけど。

JACKie:そうそう。でも、お祝いチケットが売れなかったら困っちゃうなあ(笑)。

梶原:それは大変だ~(笑)。

JACKie:でもね、今回、ご祝儀チケットを用意させていただいて、普段は陰で支えてくれているスタッフたちとか、もちろん出演者たちにも美味しいお弁当を食べてもらいたくてさ。都合でライブハウスに足を運べない方でもお祝い、労いに参加できるチケットなんで、ぜひご購入をよろしくお願いします!

──当日の音響スタッフは…。

JACKie:当然、西新宿のロフト組だよ。撮影も西新宿のロフトでお世話になった音響の息子さんが撮るって(笑)。

──完璧じゃないですか! そこまでの思いでロフトに臨むとは、今や僕も含めてなかなかいないです。

JACKie:俺、外へ出てわかったんだよね。音楽の世界を離れて、30歳を過ぎて新社会人になってさ。周りは年下ばかりだし、年下の上司にも怒られて。でも音楽もそうだけど、新しい環境でやり抜いていくには、こんちくしょう! 今に見てろ! って、ここでちゃんとのし上がっていかないとパンクじゃねえな! って思った。周りを気にすることなく、自分がしっかりやることやれ! って。そんなふうに自分で自分を鼓舞してたね、今回のイベントをやるのも、このバンドをやるのも。

──外へ出て初めてロフトでの経験なり、音楽シーンの環境なりを俯瞰できたという感覚ですかね。

JACKie:だから、俺なりにこうやるしかない、ってことだよね。もちろんずっと続けている仲間も素晴らしいと思うし、あらゆる葛藤も消化して、壁をぶち破っていってるわけじゃん。フィールドは変わったけれども、俺も壁をこじ開けていかないと先に進めないじゃん。

──ロフトの先輩たちはよく「やめる理由を失った」って言うんですよ。そんなことを後輩に言われても…とりあえずビールだけは差し出してますけど(笑)。

JACKie:でも今だってロックを聴き続けてるし、やり続けることは変わらないと思うんだよね。

──では最後に、皆さんのライブへの意気込みを聞かせてください。多分、皆さんそれぞれのファンの方もびっくりしていると思うんですよ。このメンツでバンドをやるの? とか。ですので、意気込みなり、ファンの皆さんへメッセージなりをお一人ずつお聞きしたいです。まずは和也くんから。

和也:僕は意気込みというよりも、まずこのメンバーで演奏できることに感謝しています。もの凄い経験だと思っていて、自分の音楽人生のご褒美だと思っています。申し訳ないですけど、僕が一番楽しませていただいている感じです(笑)。ぜひライブを観ておいたほうがいいと思います。

梶原:8ビートですね。もう、8ビートしかできないんで。よろしくお願いします。

JACKie:格好いい! メモっとこう(笑)。

ウエノ:俺も8ビートですかねぇ。でもホント、JACKieさんをお祝いする気は満々なんで。

JACKie:本番当日、コウジくんにもマイクを立てるから!

ウエノ:(笑)でもホント、頑張ります。

JACKie:じゃあ、TARSHI。

TARSHI:そうだねぇ…頑張ります。もう俺も8ビートで。

一同:(笑)

──わかりました。じゃあ最後に、JACKieさん。

JACKie:このフェスは本当にいろんな方々のおかげで何とかできるようになってね。対バンの方々然り、ロフトの関係者然り、こんな一個人の思いつきとプレゼンでさ。このメンツで、この対バンでお客さんたちもいろんな先入観もあると思うんだよね。でもそれはしょうがない。みんなそれぞれやってきているわけだから。でも、そんな先入観を持ったままでいいから観に来てもらいたい。それをぶち破れるくらい格好いい音だと思うんで。ぜひ遊びに来て欲しいなと思ってます。

──皆さんお忙しい中、ありがとうございました。

一同:ありがとうございました!

JACKie:じゃあ、こんな感じで本番のインタビュー行きましょうか?

一同:(笑)

──ちょっと~!(笑)

JACKie:それを待ってた! “ちょっと~!”で終わりたかった!

一同:(笑)

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