ローマがウェストハムのイタリア代表FWジャンルカ・スカマッカ(24)獲得に向けて、順調に交渉を進めているようだ。イタリア『スカイ・スポルト』が報じている。
イングランド代表FWタミー・エイブラハムの長期離脱を受け、新シーズンに向けてストライカーの補強が急務となったローマ。
この緊急事態を受け、クラブはウェストハムで燻る元下部組織出身者の補強に動いている。
昨夏、サッスオーロから完全移籍で加入したハマーズでは、負傷に加えてデイビッド・モイーズ監督の信頼を得られず、加入1年目は27試合8ゴールの数字にとどまったスカマッカ。
新シーズンに向けてはモイーズ監督の続投が決定的となったことで、今夏の移籍を模索している。
そういった中、ローマのゼネラルマネージャーを務めるチアゴ・ピント氏は、ロンドンに渡って個人間、クラブ間での獲得交渉を行う予定だという。
すでに地元復帰に前向きなスカマッカとは個人間で概ね合意に至っており、クラブ間ではレンタル移籍を念頭に置いた交渉が進められるという。
報道ではドライローンか買い取りオプションを希望するローマに対して、ウェストハムは買い取り義務を契約に盛り込むことを求めているという。ただ、ウェストハムは放出自体は容認しており、現時点で交渉がまとまる可能性は高いようだ。
