日本代表は14日、キリンチャレンジカップ2023に向けた活動3日目を迎えた。
6月はエルサルバドル代表(15日)、ペルー代表(20日)と2試合を戦う日本。3月に森保一監督の第二次政権となる活動がスタートしたが、ウルグアイ代表とコロンビア代表には勝つことができなかったため、この2試合での勝利を目指す。
試合会場の豊田スタジアムで前日練習が行われ、冒頭15分間がメディアに公開。選手たちはランニングやストレッチ、ロンドを行ったところで公開が終了した。
練習後、DF板倉滉(ボルシアMG)がメディア取材に応じた。
今回の相手エルサルバドルは、カタール・ワールドカップ(W杯)でも対戦したコスタリカ代表と同じ北中米のチーム。その試合に向けて意気込みを語った。
「点を取るサッカーを見せたいのはありますし、勝たないといけないので、そういう意味でも点を取りに行くというのは、チーム全体として意識している部分です」
「とはいえ僕はDFなので、しっかりと後ろから支えて、ゼロでしっかり終わるところが大事かなと思います」
3月の試合では新たなビルドアップの形を試したが、意識が向きすぎて上手くボールを運べず、不完全燃焼に終わった。
「センターバックの重要性ということは、守備においても攻撃においても大事だなと感じているし、試合の流れを見ながらどいういうパスを供給するかが重要です」
「前にはクオリティの高い選手がいっぱいいるので、そういう選手たちを生かすためにも、後ろのビルドアップは大事になると思います」
改めてビルドアップにチャレンジするという板倉。3月の活動を振り返り、しっかりと攻撃的に今回は行きたいとした。
「3月の試合が終わって、もっともっとやらないとというのもあったし、そこからインテンシティやなかなかスピードが上がらず、ゆったりしたゲーム展開で試合が終わっちゃった感覚があったので、縦につけられるところはつけるし、前に行けるところはもっと攻撃的に行こうと」
「それができるクオリティのある選手がたくさんいるので、どういう展開になるのかわからないですが、センターバックや後ろからのビルドアップがどれだけ良い状況で選手につけられるかが大事になると思います」
