バスケで異色の道進む「プロ」 U19W杯代表の岡田大河

各国の有望若手選手が集まるキャンプでチームメートに指示を出すバスケットボール男子の岡田大河(左)=2月、ソルトレークシティー(共同)

 24日からハンガリーで開かれるバスケットボール男子U19W杯の日本代表に、異色の道を進む「プロ」がいる。スペインでプレーする岡田大河(19)。身長174センチのガードは「パスで周りを生かし、チームにいい流れを持ってくるのが仕事」と話す。

 NBAレーカーズの八村塁も過去に参加した、育成年代の選手が対象のブログラム「バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ」のメンバーに選ばれるなど、将来有望と注目される。

 さまざまな強豪国のスタイルに触れた結果、「米国の中高生だと1対1が中心だがスペインはチームで戦う意識が強く、ボールを持っていない人の動きを大切にしている。すごく魅力を感じた」と高校からスペインでプレーすることを決意した。

 スペインで4年を過ごした岡田は、プロとして「自分のスタイルに合っている。生き残れる自信がついた」と言い切る。「チームを勝たせられる選手になり、海外のトップリーグでプレーする」のが目標だ。

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