給付金詐欺で3人逮捕

国の給付金をだましとったとして津山署は、千葉県習志野市湊の杜2丁目、会社員A(45)ら3人を詐欺の疑いで、逮捕した。
逮捕したのは容疑者Aのほか、東京都渋谷区、会社役員男性(34)、東京都大田区、会社員男性(31)。
調べでは、3人は共謀して、新型コロナウイルス感染拡大により事業継続に困っている中小企業・個人事業者に支給する中小企業庁の「持続化給付金」制度を悪用。2020年7月8〜15日の間、本来受給の要件を満たさないパート従業員女性(28)=津山市=を、コロナ禍の影響で収入の減った個人事業主と偽り、オンラインで申請して女性の口座に現金100万円振り込ませてだましとった。認否を明らかにしていない。
同署によると、容疑者Aを主犯、34歳会社役員男性が指示役で、31歳会社員男性は「代理店」「リクルーター」として申請者を集めていた。女性はこれに応じたのち、心配になり同署に相談した。全員仕事を通じた知人同士だったという。容疑者A以外の男性2人は今年10月5日に起訴を受け、保釈されている。

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