津山市保育協議会が津山市へ要望書

津山市保育協議会(会長・土居義幸高野保育園長)は23日、保育の振興・充実に関する要望書を谷口圭三市長に提出した。
市内全園で始まった5歳児健康調査の結果を小学校などの関係機関と共有するといった「切れ目のない支援の充実」、認定保育補助者(仮称)の活用など「保育士の業務軽減・離職防止の取り組みの強化」、保育士等加配補助事業補助金など「現在の補助制度の堅持」、保育士の社会的地位向上のための「保育従事者への支援」の4項目。
土居会長ら6人が山北の市役所を訪問し、谷口市長に手渡した。市長は「みなさんの考え方や要望を聞き、今後に生かしていきたい」と述べ、項目ごとに意見を交わした。
協議会側は、新型コロナ感染拡大に伴う緊急事態宣言下で市内全園が開所したことに触れ、「保育所が社会を支える大事なインフラであることを改めて示した。3密を避けられない施設内で日々感染の不安を抱え、業務を続けている保育士への理解をお願いしたい」と訴えた。


谷口市長に要望書を手渡す土居会長ら

© 津山朝日新聞社