生徒の約7割が就職を希望する「馬頭高校」 校内で企業説明会

 来年(2024年)の春に卒業を予定している高校生の求人が7月に解禁となるのを前に、那珂川町の馬頭高校で14日、採用を検討する企業が学校を訪れ企業説明会を開きました。

 会場となった体育館と講堂には卒業生が勤務する企業を中心に栃木県内に本社や工場を置く20企業がブースを出展しました。

 高校生は学校に届く求人票の中から応募する企業を選ぶのが一般的で、入社後のイメージを掴みにくいことから企業の話を直接聞ける機会を作ろうと2年前から始められたものです。

 3年生と2年生合わせて約100人が参加して興味のある企業のブースを巡って仕事の内容のほか給料や休日など、勤務に関することなどを質問していました。

 馬頭高校では生徒の約7割が就職を希望していて、毎年、全員の就職が決まっているということです。

© 株式会社とちぎテレビ