東北初「ぐるなび」運営飲食店、16日開店 ラピア(青森・八戸市) 人気店などの70品目提供

16日にオープンする「GURUNAVI FOODHALL WYE 八戸ラピア」の店内
広島のお好み焼き(手前左)、沖縄そば(手前右)など提供メニューの一部

 飲食店情報サイト運営の「ぐるなび」(東京)が16日に青森県八戸市のショッピングセンター・ラピア内に出店する「GURUNAVI FOODHALL WYE(ぐるなびフードホールワイ) 八戸ラピア」が14日、報道機関に公開された。全国各地の人気店のメニューや自社開発の料理や飲み物約70品目を提供、食を通じ、にぎわい創出を目指す。

 ぐるなびは、全国の魅力ある「食」を提供する店舗開発事業「ぐるなびフードホールワイ」の1号店を2022年4月に鹿児島市へ出店した。同社がコンセプト設計から飲食店誘致、店舗構築、運営まで総合的にプロデュースする。八戸の店舗は同事業として全国5店目、東北初となる。

 店舗はラピア1階グルメストリート内で面積約264平方メートル、約100席。沖縄そばや広島のお好み焼きのほか、自社開発の牛カルビ丼、ねぎとろ丼、ティラミスなどを提供する。

 ラピアを運営する八戸ショッピングセンター開発の荒井利光取締役営業本部長は「コロナの影響で飲食店は苦しい時代を過ごした。おいしいものを食べ楽しい時間を過ごしてほしい」、ぐるなびイノベーション事業部店舗開発部の池田克部長は「八戸の事業を成功させ、東北各エリアに出店していきたい」と話した。

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