田中みな実が「ばらかもん」でシングルマザー役。2クール連続フジテレビドラマ出演

田中みな実が、フジテレビ系で7月12日にスタートする連続ドラマ「ばらかもん」(水曜午後10:00。初回は15分拡大)にレギュラー出演することが分かった。

杉野遥亮が主演する「ばらかもん」は、日本一美しい海を擁するとも言われる五島列島を舞台に、書道だけを支えに孤高に生きてきた都会育ちの青年書道家・半田清舟(杉野)が、五島列島で出会った島民たちとの交流を通じ、書道家として、そして人間としても成長していくハートフル“島”コメディー。ほかに、宮崎莉里沙、綱啓永、豊嶋花、近藤華、山口香緖里、飯尾和樹、田中泯、荒木飛羽、中尾明慶、遠藤憲一が出演。原作は「ガンガンONLINE」「少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で2008~18年にかけて連載されたヨシノサツキ氏の同名コミックで、タイトルの「ばらかもん」とは、長崎県・五島列島の方言で“元気者”を意味する。

田中が演じるのは、七ツ岳病院の看護師で久保田陽菜(寺田藍月)の母親でもある久保田育江。七ツ岳郷の出身で、看護師になり東京へ上京。そして、東京で結婚し陽菜を出産したが、5年前に夫と別れ、陽菜が2歳の時に七ツ岳に戻って来たシングルマザーだ。東京にもいたことがある育江は、東京から五島列島にやって来る清舟のよき理解者となる。現在放送中の「あなたがしてくれなくても」(木曜午後10:00)から2クール連続でのフジテレビドラマへの出演で、主演を務める杉野とは初共演となる。

「春ドラマに引き続き、フジテレビのドラマにお声掛けいただき、うれしい限りです。個性豊かなキャストの皆さまとお芝居でご一緒できるのが今から楽しみです」と喜ぶ田中は、放送に向けて「脚本を読ませていただき、田舎に帰省したような温かさ、懐かしさ、ちょっとしたわずらわしさを感じて心がじわぁっと解けていくようでした。主演の杉野さんはきっとたくさんの思いを背負って本作に臨まれると思います。一視聴者としてもとても楽しみなドラマです」とアピールしている。

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