EV充電サービスを手掛ける株式会社プラゴは6月14日、新型の充電器「PLUGO BOX」の提供を開始したと発表した。PLUGO BOXは、最大6kWの充電出力を遠隔制御でき、柔軟な運用が可能。プラゴは商業施設や事業所を中心に展開する。
PLUGO BOXは、EV充電器とクラウド間通信の国際規格OCPP（Open Charge Point Protocol）に対応しており、クラウドを使って1A単位で電流を設定できる。充電器を設置する施設や事業所は、電力需要に応じて効率的な充電が可能となる。
商品の仕様は省スペースの壁かけ型で、オプションとして据え付け型も用意。プラゴは周囲の景観と調和する意匠性にも気を配った。
EVユーザーがPLUGO BOXを使う際には3kW充電、6kWを選択できる。充電受け入れ能力が3kWの軽EV、PHEVにも対応。充電予約などの機能を持つアプリ「Myプラゴ」または会員登録不要のゲスト用ウェブページで出力を選択できる。
プラゴは最大4kWの普通充電器「PLUGO BAR」と、50kWの急速充電器「PLUGO RAPID」も展開。PLUGO BOXを含めた充電器3種を用途に合わせて顧客に提案していく。
プラゴが提供する充電器3種
