次はマカリステル!リヴァプールの「10番をつけた7選手」最高から最悪

先日、ブライトンからアルゼンチン代表MFアレクシス・マカリステルを獲得することに成功したリヴァプール。ワールドカップで大活躍した天才MFには、背番号10が与えられることが決まっている。

今回は『Planet Football』から「プレミアリーグでリヴァプールの10番を着用した7名の選手ランキング」をご紹介する。

7位:アンドリー・ヴォロニン

国籍:ウクライナ

ポジション:FW

リヴァプール所属:2007~2010

リヴァプールでの成績:27試合/5ゴール

レヴァークーゼンから獲得されたウクライナ代表ストライカー。金髪ポニーテールの髪型と献身的なプレーに優れた選手であったが、ラファエル・ベニテス監督の下で不安定な状況だったチームを改善させられなかった。

デビューシーズンで19試合5ゴールを決めたものの、その後怪我もあって離脱。ローン移籍を経験したのちにディナモ・モスクワへと放出されている。

6位:ジョー・コール

国籍:イングランド

ポジション:攻撃的MF

リヴァプール所属:2010~2013

リヴァプールでの成績:26試合/3ゴール

当時は怪我が重なってチェルシーで苦戦していたジョー・コール。復活を目指してリヴァプールへと移籍したのが2010年だった。ところがデビュー戦となったアーセナルとの試合で退場処分を受け、それ以降も状況は好転しなかった。

後に「もし過去に戻れるならリヴァプールに行く?」と聞かれた彼は、「おそらくそうしない」と答えている。彼が加入した直後にオーナーが代わり、監督も解任され、彼自身も筋肉系の怪我を繰り返すなどいい思い出がないようだ。

5位:ルイス・ガルシア

国籍:スペイン

ポジション:ウインガー

リヴァプール所属:2004~2007

リヴァプールでの成績:77試合/18ゴール

2004年にバルセロナからリヴァプールへと加入したルイス・ガルシア。当時のラファエル・ベニテス監督はテネリフェ時代に彼を指導したことがあり、師弟関係であった。両足が使えて空中戦にも強いという万能系ウイングであり、チャンピオンズリーグで何度も重要なゴールを決めた。

残念ながら2007年に右膝前十字靱帯断裂という大きな怪我を負ってしまいそのまま退団したが、リヴァプールのファンが選ぶ「衝撃を与えた100人の選手」ランキングで34位に入るなどインパクトは大きかった。

4位:フィリペ・コウチーニョ

国籍:ブラジル

ポジション:攻撃的MF

リヴァプール所属:2013~2018

リヴァプールでの成績:152試合/41ゴール

2018年1月にバルセロナへと売却した際、なんと1億4200万ポンドもの利益を出してくれたフィリペ・コウチーニョ。インテルから獲得したときにはわずか850万ポンドだったことを考えれば、どれだけリヴァプールに大きなものを残してくれたのか。

ブラジル出身の司令塔は本当に息を呑むような瞬間を数多く作り上げた。タイトルには恵まれなかったものの、彼が残したお金はアリソンやフィルヒル・ファン・ダイクの獲得に繋がり、リヴァプールの成功に大きく寄与した。

3位:ジョン・バーンズ

国籍:イングランド

ポジション:ウインガー

リヴァプール所属:1987~1997

リヴァプールでの成績:314試合/84ゴール

80年代から90年代にかけて活躍したジャマイカ生まれのアタッカー。特にプレミアリーグ発足以前にはチームの主力として実績を残し、1989-90シーズンは公式戦28ゴールという素晴らしい成績を記録した。

またイングランド代表選手としても70試合以上に出場。1990年ワールドカップに向けて作られたイングランド代表公式ソング、ニュー・オーダー「ワールド・イン・モーション」ではリードラップを担当。全英ヒットチャート1位を記録したミュージシャンでもある。

2位:マイケル・オーウェン

国籍:イングランド

ポジション:FW

リヴァプール所属:1991~2004

リヴァプールでの成績:216試合/118ゴール

「ワンダーボーイ」の愛称を持つリヴァプール生え抜きのストライカーだったマイケル・オーウェン。10代でデビューし、ゴッドと呼ばれたロビー・ファウラーを押しのけてレギュラーに定着。圧倒的な加速力でゴールを量産した。

そのプレースタイルもあって怪我に悩まされる時間も長かったものの、2004年にレアル・マドリーへ移籍するまで毎年2桁ゴールを記録。長くエースとしてチームを支える存在だった。

1位:サディオ・マネ

国籍:セネガル

ポジション:FW

リヴァプール所属:2016~2022

リヴァプールでの成績:196試合/90ゴール

2016年にサウサンプトンから加入したサディオ・マネ。モハメド・サラー&ロベルト・フィルミーノとの3トップは類稀な機能性と攻撃力を見せ、ユルゲン・クロップ監督率いるチームに数多くのタイトルをもたらした。

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リヴァプールの10番を最後に着た彼はこのクラブで勝ち取れるものをすべて手にし、歴史上最も成功した時代を支えるウインガーとなった。オーウェンとならび、リヴァプールの10番としては最も偉大な存在である。

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