自民党の塚田一郎衆院議員（比例代表北陸信越ブロック）が代表を務める党支部が、2012年～21年の政治資金収支報告書で、党員からの党費を記載していないか0円としていたことが15日、分かった。17～20年分は市民団体の指摘を受けて訂正しており、16年以前について塚田氏の事務所は「報告書が残っておらず、担当者も退職しており検証できない」としている。
塚田氏が参院議員時代に代表だった「自民党新潟県参院選挙区第2支部」と、現在代表を務める「自民党新潟県第1選挙区支部」の12年以降の報告書のうち、16、17年は0円で、それ以外の年は記載がなかった。
