雨の日にヒヤリとした神野三枝「傘の持ち方に注意を！」

この番組をラジコで聴く

東海ラジオ『Paradise』(月～金9:00～11:00)は「あなたの人生がパラダイスに！」なるように、オトナな音楽、カルチャー情報、医療や介護の問題、ホットなエリア情報、役立つ生活情報、ショッピング情報など、様々な情報を持ち寄って、ホッと一息つける時間を演出する番組。DJは神野三枝。6月14日のオープニングトークは「雨の日にヒヤリとした体験」の話。

「今日は傘の話をしようと思います。一昨日の雨降りの日のことでした。地下鉄を降りてエスカレーターに乗っていたときに、私の前に立っていた男性が、降りる手前で、傘の先端が床に引っかかると思ったんでしょうね。それまで床に向けていた傘をひょいと持ち替えて、傘の軸の真ん中あたりを握って、傘を床と平行にしたんです。横持ちにしたんですよね」

「もう後ろにいた私はびっくりしまして、突然目の前に傘の先端が突き刺すように来たわけですよ。怖かったです。男性のほうはですね、後ろでそんなことが起きているなんてことは知らずに、すすっと歩いて行ってしまわれましたけど、これねえ、突き刺さっていたら怪我しますもんね。怖いです」

「2013年東京都の生活文化局が、雨が降っているときの身の回りの危険度調査で、都内に住む3,000人に行ったアンケートによりますと、42％にあたる1,260人が、畳んだ状態の傘でヒヤリハットや危害を受けた経験があったと答えているんですね」

「具体例としては、傘を水平に持っている人がいて首を突かれた。傘の本体を握って水平にして前後に振りながら歩く人がいて突かれそうになった。こういうことですよ。満員電車で水平に持っていた傘が脇腹にぶつかって肋骨にひびが入ったなんていう声もあったそうなんです。わかるんですよね。横持ちにすると、ちょっと楽なんですよね。肘を曲げないで済むからね。あとは、傘の先端に傷をつけたくないということで横持ちする人もいるかもしれません」

「ただ、自分の知らないところで人に危害を加えてしまうという危ない持ち方をしてはいけないということは覚えておかなければいけません。万が一、傘の横持ちで人に怪我を負わせてしまった場合、30万円以下の罰金が科せられる可能性もありますし、傘の先端が相手の方の目に当たってしまって失明させてしまった場合、法律上、賠償額が5,000万円以上になるケースもありうるんですね」

「何気なく無意識に持っている傘ですけど、人に迷惑をかけないように注意いたしましょう。本当にね、今、みなさん、傘を持たれると思うので、意識してください。どうですか、こういう怖い思いしたことってありませんか」と呼び掛けて、メッセージを募集した。

※放送情報は変更となる場合があります。