不審者から子ども守れ 学校で訓練

学校に不審者が侵入したことを想定した対応訓練が、札幌の小学校で行われました。

先生「まず一回落ち着いて下さい」
不審者「うるせぇってお前ら、来るんじゃねぇよ、子ども出せよ、子ども」

訓練は学校職員が刺股などを使って不審者に対応し、児童の安全を確保する想定です。東区の元町北小の職員と児童およそ600人が札幌東警察署と協力して行いました。訓練のあと児童は体育館で、不審者から身を守るための標語「いかのおすし」の説明を受けました。

児童「(実際に怖い人に会ったら)防犯ブザーを鳴らしてお母さんや先生に言う」
「(訓練では)教室のドアを閉めて机でふさいだ。ちょっと緊張した」
「いかのおすしを常に頭に入れて生活したい」

札幌東警察署・八木生活安全課長「教職員や生徒を交えて実際の動きを想定して動くことで、本当にそういうことが起きた場合にスムーズに対応できるという点で訓練は大変重要。(不審者に対しては)防犯ブザーは大変有効。使用方法も踏まえて教えていただけたら」。

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