【北京共同】中国北部はここ数日、最高気温が局地的に40度を超え、6月として記録的な猛暑に見舞われている。熱中症の人が続出し、中国中央気象台は注意を促す警報を発令。電力需給の逼迫や山火事の発生が懸念されている。
中央気象台は14日、降水量が少ない中国北部で13日以降、気温が37度以上となり、西北部では40度を超えたと発表。6月の観測史上最高気温に迫っているという。17日まで同レベルの猛暑が続くと予想した。
北京の天安門広場では15日、多くの観光客が日傘を差しているのが見られた。短文投稿サイト、微博(ウェイボ)には「異常な暑さ」「気温が毎年上がっている」との書き込みが相次いだ。