オリジナル御朱印用はんこ制作 旅僧まにわ「寺院巡り満喫を」

旅僧まにわのオリジナルはんこが押された福王寺(真庭市蒜山中福田)の御朱印サンプル

 真庭市内の宗派を超えた寺院有志の会「旅僧(たびそう)まにわ」は、真庭観光局とタイアップしてオリジナルの御朱印用はんこを制作した。御朱印を扱う同会の11カ寺で押印できる。

 はんこは「旅僧 まにわ」(縦6センチ、横1.3センチ)の文字と、衆生(しゅじょう)の苦しみを救うことを意味するとされる千輻輪相(せんぷくりんそう)などが描かれた仏足(縦5センチ、横4センチ)の2種類。会のメンバーで「版画寺」として知られる毎来寺(同市目木)の岩垣正道住職による版画作品をベースにしている。

 参拝者は御朱印帳を用意して各寺を訪れ、御朱印料を納めた上でオリジナルはんこを押してもらう。旅僧まにわは「魅力的なはんこに仕上がっている。寺院巡りを満喫し、真庭観光も楽しんでもらえれば」としている。

 押印には事前連絡を入れるのが望ましい。寺の住所や問い合わせ先などをまとめたパンフレットを真庭観光局(0867―45―7111)のホームページで公開しており、各寺や観光施設でも手に入る。

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