Kis-My-Ft2・宮田俊哉、「オケカゼ」の高クオリティーのアニメVTRに大興奮

フジテレビで6月16日放送のハライチ・岩井勇気がMCを務める「オケカゼ ~桶屋が儲かったのはその風が吹いたからだ~」(深夜0:55、関東ローカル)に、Kis-My-Ft2・宮田俊哉、3時のヒロイン・福田麻貴、山崎怜奈が出演する。

「オケカゼ 」では、ことわざ「風が吹けば桶屋が儲かる」のように、今われわれの生活になくてはならないモノ・コト、そして当たり前のように行われている“アレ”は、実は意外なきっかけから始まっていたという、歴史上のストーリーを完全アニメ化。一見全くつながっていなさそうなリアルな物語に迫っていく。

「首都高ができたのは、徳川家康がビビりだったからだ」「ケンタッキーフライドチキンが広まったのは今までにないガソリンスタンドが作られたからだ」「皇居ランが生まれたのは、銀座のホステスがバチバチしていたからだ」「ハリー・ポッターが世界で大ヒットしたのは、8歳の社長令嬢が溺愛されていたからだ」など、一見全くつながっていなさそうな“オケカゼ”ストーリーをアニメで描く。アニメVTRは九つのクリエーターチームが制作。キャラクターの声は、小野賢章、雨宮天、小林祐介、戸谷菊之介の豪華声優4人が務める。

アニメ好きの宮田は「シンプルにめちゃくちゃ楽しかったです! すごくアニメが好きでずっと見て育ってきましたから、“こういう形のアニメの楽しみ方があるんだな!”と新発見でした。“アニメ”という一つのくくりから、自分の知っている幅が少し広がった感じがしましたね。声優さんたちもめちゃくちゃ豪華で!」と感激。続けて、「今回出演いただいた雨宮天さんのCDもめっちゃ持っているんですよ。でもそれを収録でいうと、きもいかなーと思って遠慮していたんです(笑)」と明かす。

特に「ハリー・ポッター」のオケカゼVTRが気に入ったようで、「登場人物の8歳の女の子がすごくかわいいんです。彼女の父親も出てくるのですが、僕もあんなお父さんになりたいです! どれも名作ばかりで、覇権を取れる可能性がありますよ。この番組はぜひ続けてほしいです!」と期待する。

福田は「アニメおたくの岩井さんと宮田さんの補足コメントも込みで楽しめましたよ! 主人公が、頑張っていたり、ひらめいたりするストーリーをアニメにすることと、いい演出が入ることで、ぐっと入り込むことができるんですね。勇気をもらえるストーリーがたくさんありました。私は特にハライチ誕生VTRが好きでした。(山崎)怜奈ちゃんもそうでしたが、アニメの楽しみ方をちょっと覚えてしまったかも! この番組から羽ばたくアニメのクリエーターなんか出たりして…!」と声を弾ませる。

山崎も「VTRの内容が事実なんだな、と思うと鳥肌が立つぐらい展開が全然読めないストーリーでしたし、それをアニメで説明してくれることによって分かりやすかったです。実写映像だと時代が違う場合は絵が変わってしまいちょっと追いつけなくなってしまうこともありますよね。アニメならば同じ作画で見やすかったし、声優さんの声も同じ作品の中で50歳くらい幅があって…プロってすごいです! 私は首都高速のVTRが好きでしたね」とコメント。

さらに、自身の“オケカゼ”エピソードにも触れ、「私が芸能界に入ったのは、すごく人見知りだったからなんです。それで、親戚の集まりなどで私のことをよく知らない人から“かわいいねー!”って言われるのがとても苦手で。となりではいとこはニコニコしているんですよね。そこから年を重ねても周りになじめない私を、母が心配して、乃木坂46のオーディションにだまって応募したんです。2次審査に通った時に、最初は“何これ?”と驚いたのですが、負けず嫌いだったので辞めることはしませんでした。キャッキャと笑うことができなかった子どもが一番愛想の必要なアイドルになったというわけです。もともと社交的な性格だったら、アイドルという選択肢はなかったと思いますね」と語っている。

アニメVTRを担当した小野は「普段のアニメでは青年の役を演じることが多い中、今回は自分と同年代や上の年齢の役を多く演じられ貴重な経験でした。個人的には時代ものが大好きなので、“徳川家康×首都高”がお気に入りです。江戸時代と現代がつながる驚きのエピソードがアニメで見やすく表現されていて、演じていても楽しかったです」とアピール。

雨宮は「“銀座のホステス”や“ヤンキー女”など、普段は演じる機会のないキャラクターを演じさせていただき、声優同士でわいわい面白がりながらアフレコができました。“こんなきっかけで生まれたんだ!”とびっくりするアニメや、ギャグに振り切ったアニメもあり、楽しんでいただけたらうれしいです」と呼び掛ける。

小林は「最初バラエティーと聞き、ギャグアニメを想像していましたが、実際にはドラマ性があり豆知識を得られるアニメが多く、楽しくアフレコできました。“有名企業の社長”や“嫌みのあるオジサン”など、こんなに“オジサン”役を多く演じたことはありません(笑)。遊びをたっぷり入れた演技にご注目ください」と見どころを伝える。

戸谷は「“徳川家康×首都高”エピソードでは、硬派なテーマに反して絵の雰囲気やキャラクターデザインがかわいくすてきで、絵に合わせて工夫しながら演じることができました。新たなアニメ×バラエティー番組企画で見せる、声優たちの“本気のアフレコ”をぜひ楽しんでいただければと思います」と話している。

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