レスリング、川井らが準決勝進出 全日本選抜が開幕

女子68キロ級1次リーグ 小林久美(下)を攻める川井友香子=東京体育館

 レスリングの世界選手権(9月・ベオグラード)代表選考会を兼ねた明治杯全日本選抜選手権は15日、東京体育館で開幕し、女子68キロ級は、2021年東京五輪同62キロ級金メダルの川井友香子が1次リーグB組を3戦全勝で1位通過し、16日の準決勝に進んだ。

 68キロ級は昨年の世界選手権2位の石井亜海や森川美和もベスト4入り。女子62キロ級は昨年の全日本選手権優勝の元木咲良と稲垣柚香が16日の決勝に進出。世界女王の尾崎野乃香は準々決勝で稲垣に敗れた。

 男子フリースタイル86キロ級は、五輪3大会連続出場の高谷惣亮と石黒隼士が16日の決勝に進んだ。

男子フリースタイル86キロ級準決勝 高橋夢大(下)を攻める高谷惣亮=東京体育館

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