6月15日、イングランド代表MFジュード・ベリンガムがレアル・マドリードの新加入選手としてお披露目された。
クラブハウスのあるシウダー・レアル・マドリードで行われたプレゼンテーションでは、フロレンティーノ・ペレス会長が「レアル・マドリードに世界最高の選手の一人がやってきたこの日を非常に誇らしく思う。彼はわずか19歳だが、多くのファンがそのプレーをスタジアムで見たいと思うほどの選手になっている。このエンブレムとユニフォームがあれば、彼はどんなことでも成し遂げられるだろう。マドリディスタになってくれたこと、このクラブで歴史を築きたいという野心を抱いてくれたことに感謝したい」と語り、ベリンガムを迎え入れた。
ベリンガム自身は次のように語り、レアル・マドリード加入の喜びを語った。
「世界最大のクラブに加入したこの日は、僕の人生で最も重要な日だ。ドルトムント、バーミンガム、レアル・マドリードの会長、僕の家族――この夢を実現させてくれたすべての方々に感謝したい」
このプレゼンテーションに先駆けて、ベリンガムはペレス会長とともに新しい契約書にサイン。その場で与えられたユニフォームに印刷されていた背番号は「5」だった。
2022－23シーズンはヘスス・バジェホが5番を着用していたが、彼の番号は24番に変更され、新シーズンはベリンガムに背番号5が託されることになった。
レアル・マドリードで5番と言えば、選手、指揮官としてクラブに数々の栄冠をもたらしたジネディーヌ・ジダン氏がつけていた番号。ベリンガムはこの背番号について次のように語っている。
「僕に5番を譲ってくれたバジェホには感謝したい。彼とは話をすでに話をした。素晴らしい人物だった。本当に誇らしい気分だ。僕はジダンに対して、そして彼が背番号5をつけてこのクラブで残した数々の伝説に対して敬意を示したい。この番号は様々なインスピレーションを僕に与えてくれるだろう。僕自身は長年にわたって22番を着用してきたけど、これからは心の中で22番を背負っていきたいと思う。5番をつけることができて喜ばしい気分だよ」
