バレンシアが残留に導いたバラハ監督との契約を2025年まで延長

[写真:Getty Images]

バレンシアは15日、ルベン・バラハ監督(47)との契約を2025年6月30日まで延長したことを発表した。

今シーズンのバレンシアは開幕から低迷が続き、今年1月にジェンナーロ・ガットゥーゾ監督を解任。その後、ボロ暫定監督を経てバラハ監督が2月に招へいされた。

当時、降格圏の18位に沈んでいたチームを引き継いだバラハ監督は、6勝4分け7敗と何とかチームを立て直し、最終的に16位での残留に導いた。

これを受け、クラブは2年の延長オファーを掲示し、今回の公式発表となった。

バラハ監督はレアル・バジャドリーやアトレティコ・マドリーのカンテラで育ち、1999年1月にトップチームに昇格。同年7月にバレンシアへと完全移籍した。

2010年7月に引退するまでバレンシアでプレーを続け、クラブの公式戦通算358試合に出場し55ゴール19アシストを記録。MFダビド・アルベルダとのボランチコンビでバレンシアの中盤に君臨し、2度のリーグ優勝、UEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)の優勝を果たしたレジェンドの1人だ。

引退後は、古巣アトレティコのやウラカンU-19などでコーチを務めると、バレンシアU-19の監督に就任。その後、バレンシアBの暫定監督を務め、エルチェでファーストチームの監督キャリアをスタートさせた。

その後、ラージョ・バジェカーノやスポルティング・ヒホン、テネリフェ、レアル・サラゴサで監督を歴任。サラゴサ時代には香川真司も指導していた。

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