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2023年明治杯全日本選抜選手権は6月15日、東京・東京体育館で開幕。非オリンピック階級は男女5階級が行われ、男子フリースタイル92kg級は4月のアジア選手権で日本男子最年少のアジア王者に輝いた吉田アラシ（日大）が4試合をフォール、またはテクニカルフォールで勝つ強さを見せ、初の王者に輝いた。
▲圧倒的な強さを見せたアジア王者の吉田アラシ（日大）
男子グレコローマン55kg級は昨年のU20世界選手権3位の尾西大河（早大）が勝ち、全日本レベルで初のタイトルを獲得した。
女子では、65kg級で全日本チャンピオンの吉武まひろ（日体大）が優勝。昨年のU20世界選手権優勝、今年のアジア選手権2位の実力を見せた。同72kg級は、全日本選手権優勝の新倉すみれ（神奈川大）が、ノルディック方式の予選リーグで勝った進藤芽伊（クリナップ）に決勝でリベンジされ、優勝を逃した。進藤は2019年全日本選手権以来の全日本レベルのタイトルを獲得。55kg級は全日本選手権2位の片岡梨乃（早大）が勝ち、全日本レベルで初の優勝を引き寄せた。
各階級の成績は下記の通り。（撮影＝矢吹建夫）
▲全日本選手権に続いて優勝の吉武まひろ（日体大）
男子フリースタイル 男子グレコローマン 女 子
男子グレコローマン
【55kg級】＝10選手エントリー
▼決勝
尾西大河（早大）○［7-3］●山際航平（日体大）
▼3位決定戦
荒木瑞生（九州共立大）○［Ｔフォール、4;10=9-0］●増田壮兼（育英大）
二宮健斗（日本文理大）○［Ｔフォール、2:01=8-0］●平田宗（中大）
▼準決勝
尾西大河（早大）○［2-0］●荒木瑞生（九州共立大）
山際航平（日体大）○［Ｔフォール、2:03=11-1］●二宮健斗（日本文理大）
▼２回戦
尾西大河（早大）○［4-3］●増田壮兼（育英大）
荒木瑞生（九州共立大）○［Ｔフォール、2:39=11-1］●伊藤翔哉（専大）
二宮健斗（日本文理大）○［Ｔフォール、2:59=9-0］●森下大輔（和歌山・和歌山北高）
山際航平（日体大）○［Ｔフォール、1:39=8-0］●平田宗（中大）
▼１回戦
増田壮兼（育英大）○［Ｔフォール、1:18=9-0］●髙橋瑠希弥（近大）
《棄権》岡本景虎（専大クラブ）
男子フリースタイル
【92kg級】＝9選手エントリー（棄権3選手のため、ノルディック方式）
▼決勝
吉田アラシ（日大）○［Ｔフォール、3:12=10-0］●三浦哲史（拓大）
▼3位決定戦
持永空弥（国士舘大）○［4-1］●竹内亮亘（ALSOK）
▼準決勝
吉田アラシ（日大）○［フォール、1:46=8-0］●持永空弥（国士舘大）
三浦哲史（拓大）○［Ｔフォール、2:29=10-0］●竹内亮亘（ALSOK）
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▼予選A組
吉田アラシ（日大）○［Ｔフォール、1:43=10-0］●堀開斗（日大）
竹内亮亘（ALSOK）＝ＢＹＥ
吉田アラシ（日大）○［Ｔフォール、1:51=12-2］●竹内亮亘（ALSOK）
堀開斗（日大）＝ＢＹＥ
竹内亮亘（ALSOK）○［Ｔフォール、5:47=10-0］●堀開斗（日大）
吉田アラシ（日大）＝ＢＹＥ
《予選順位》［1］吉田アラシ（日大）2勝、［2］竹内亮亘（ALSOK）1勝1敗、［3］堀開斗（日大）2敗
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▼予選Ｂ組
三浦哲史（拓大）○［Ｔフォール、1:26=10-0］●槇井大伍朗（明大）
持永空弥（国士舘大）＝ＢＹＥ
三浦哲史（拓大）○［Ｔフォール、2:02=11-0］●持永空弥（国士舘大）
槇井大伍朗（明大）＝ＢＹＲ
持永空弥（国士舘大）○［4-2］●槇井大伍朗（明大）
三浦哲史（拓大）＝ＢＹＥ
《予選順位》［1］三浦哲史（拓大） 2勝、［2］持永空弥（国士舘大）1勝1敗、［3］槇井大伍朗（明大）2敗
《棄権》坂井孝太朗（明大）、長友大生（中京学院大）、菊地一瑳（明大）
女子
【55kg級】＝13選手エントリー
▼決勝
片岡梨乃（早大）○［4-2］●屶網瑠夏（至学館大）
▼3位決定戦
本多香里菜（神奈川大）○［3-2］●中村成実（法大）
五味音々（育英大）○［2-1］●高山凜子（至学館大）
▼敗者復活戦
高山凜子（至学館大）○［5-1］●西田紗織（東洋大）
▼準決勝
片岡梨乃（早大）○［2-1］●中村成実（法大）
屶網瑠夏（至学館大）○［フォール、5:00=3-0］●五味音々（育英大）
▼2回戦
片岡梨乃（早大）○［5-0］●本多香里菜（神奈川大）
中村成実（法大）○［9-0］●伊藤乃愛（至学館大）
屶網瑠夏（至学館大）○［4-0］●西田紗織（東洋大）
五味音々（育英大）○［4-1］●山下叶夢（東洋大）
▼1回戦
本多香里菜（神奈川大）○［4-1］●丸未永海（山梨学院大）
伊藤乃愛（至学館大）○［Ｔフォール、4:57=12-2］●澤田美侑（山梨学院大）
屶網瑠夏（至学館大）○［1-1］●高山凜子（至学館大）
五味音々（育英大）○［2-2］●吉柴未彩輝（東京・安部学院高コーチ）
《棄権》藤山いろは（日体大）
【65kg級】＝9選手エントリー
▼決勝
吉武まひろ（日体大）○［7-0］●寺本鈴（山梨学院大）
▼3位決定戦
伊藤渚（日体大）○［Ｔフォール、5:39=13-3］●北出桃子（愛知・至学館高）
平井かえで（育英大）○［フォール、4:50=7-0］●松山楓（法大）
▼準決勝
吉武まひろ（日体大）○［Ｔフォール、3:40=10-0］●伊藤渚（日体大）
寺本鈴（山梨学院大）○［4-1］●松山楓（法大）
▼2回戦
吉武まひろ（日体大）○［フォール、2:08=4-0］●北出桃子（愛知・至学館高）
伊藤渚（日体大）○［Ｔフォール、2:55=10-0］●吉川かりん（福岡大）
松山楓（法大）○［Ｔフォール、2:49=14-0］●山田亜優香（国際武道大）
寺本鈴（山梨学院大）○［5-1］●平井かえで（育英大）
▼1回戦
北出桃子（愛知・至学館高）○［8-0］●八嶋那乃羽（安部学院OG）
【72kg級】＝7選手エントリー
▼決勝
進藤芽伊（クリナップ）○［4-3］●新倉すみれ（神奈川大）
▼3位決定戦
藤倉優花（育英大）○［2-0］●髙田ここな（日体大）
▼準決勝
新倉すみれ（神奈川大）○［Ｔフォール、5:58=10-0］●髙田ここな（日体大）
進藤芽伊（クリナップ）○［2-2］●藤倉優花（育英大）
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▼予選A組
新倉すみれ（神奈川大）○［3-2］●進藤芽伊（クリナップ）
小原春佳（茨城・鹿島学園高）＝ＢＹＥ
新倉すみれ（神奈川大）○［8-2］●小原春佳（茨城・鹿島学園高）
進藤芽伊（クリナップ）＝ＢＹＥ
進藤芽伊（クリナップ）○［Ｔフォール、5:07=10-0］●小原春佳（茨城・鹿島学園高）
新倉すみれ（神奈川大）＝ＢＹＥ
《予選順位》［1］新倉すみれ（神奈川大）2勝、［2］進藤芽伊（クリナップ）1勝1敗、［3］小原春佳（茨城・鹿島学園高）2敗
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▼予選Ｂ組
藤倉優花（育英大）○［3-1］●髙田ここな（日体大）
中村旭（日体大）＝ＢＹＥ
髙田ここな（日体大）○［2-0］●中村旭（日体大）
和地美咲（日体大）＝ＢＹＥ
藤倉優花（育英大）○［Ｔフォール、4:24=10-0］●中村旭（日体大）
髙田ここな（日体大）＝ＢＹＥ
《予選順位》［1］藤倉優花（育英大）2勝、［2］髙田ここな（日体大）1勝1敗、［3］中村旭（日体大）2敗
《棄権》和地 美咲（日体大）
