【世界初】ボッシュ、EDRのデータを活用した車両評価BCHR公開

ボッシュ株式会社(以下、ボッシュ)は6月12日、EDRのデータを活用することで正確で効率的な車両評価を可能にする世界初の新技術、Bosch Car History Report(BCHR)を公開した。

現在の中古車流通では、人の目による車両評価が一般的だ。今回の取り組みでは、従来からの手法にくわえて、ADASシステムを備えた車両において重要となる車両骨格のダメージについてEDR記録に基づくデジタルデータを用いて数値化・見える化する。これにより、現代の車両に合わせてより正確な車両評価を効率的に実現可能にする。

また、BCHRは、オートオークションの会場などで活用が想定されているという。ボッシュは、一般社団法人 日本自動車車体補修協会(JARWA)の協力の下、導入を進めていくとのことだ。なお、ボッシュは、6月15日 ~6月17日に開催される第37回オートサービスショー2023で、BCHRのデモンストレーションを初公開する。

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