沢尻エリカ 近影&女優オファー報道 初公判前に実母が本誌に打ち明けていた“更生”の意志

休業状態の沢尻エリカ(37)にオファーが相次いでいると6月14日、「NEWSポストセブン」が報じた。

’19年11月に麻薬取締法違反の容疑で逮捕された沢尻。執行猶予3年、懲役1年6月の判決を受け、今年2月に執行猶予が明けた。

「沢尻さんは逮捕される直前、大河ドラマ『麒麟がくる』(NHK総合)で物語の鍵を握る濃姫役として出演する予定でした。ところが事件によって降板することとなり、制作側は代役に川口春奈さん(28)を迎えて、撮り直しを余儀なくされることに。また沢尻さんはCMも多数抱えていましたが全て打ち切られ、賠償金は20億円まで膨らんだといいます」(テレビ局関係者)

’20年1月31日、東京地裁で行われた初公判で「(女優復帰は)考えていません。復帰を語る資格はないと思います」と語っていた沢尻。しかし「NEWSポストセブン」の記事によるとテレビ局関係者は「(執行猶予が明けたことで)配信系ドラマをはじめ、女優として複数のオファーが届いているようです」といい、沢尻の知人は「以前と違い、明らかに“また演じたい”という気持ちが強くなり始めている状況」と明かしたという。

また「NEWSポストセブン」の記事と同日、「FRIDAYデジタル」が沢尻のショッピングを楽しむ姿も伝えている。笑顔を見せる場面もあったというが、女優業への道が再び開けたことで、前向きな気持ちなのだろうか。

「公判では『女優復帰するつもりはありません』と述べましたが、沢尻さんは女優復帰に向けて周到に準備していたといいます。警察の取調べに対しても一貫して自らの非を認め、釈放後に療養していた病院では仕事関係者や弁護士と公判での答弁について、綿密に打ち合わせをしていたといいます。友人との連絡を全て絶ち、ほとんど外出もしなかったそうですし、裁判で“強く反省している”という姿勢をアピールし、世間を味方につけたいという狙いもあったのかもしれません。

逮捕されてからも沢尻さんの演技力やキャラクターを評価する声は業界内で根強かったですし、ご本人は浪費家でもあるので貯金はあまりないといいます。そんな彼女にとって稼いでいくためのベストな手段はやはり女優業になるでしょう。

また沢尻さんは’06年の主演ドラマ『タイヨウのうた』(TBS系)で劇中歌と挿入歌を担当し、20歳での歌手デビューCDは80万枚を超える大ヒットとなりました。歌手としての実績もあるので、“まずは音楽方面から復活させてみよう”という声も一部で出ているそうです」(音楽関係者)

芸能界復帰も近そうな沢尻。そんな愛娘のことを母のリラさんも、きっと応援しているだろう。リラさんは沢尻の初公判の2日前、本誌の取材に対して「エリカのことが心配で、心配で……。本当に私も体を悪くしてしまったの」とコメント。さらに「エリカさんはもう薬物には手を出しませんよね?」と聞くと、絞り出すようにこう答えた。

「もちろんです。エリカは反省していますから……」

今度は母を裏切ることにならなければいいがーー。

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