【全文掲載】「ヒヨるよね」「全員が今ヒヨっている」北村匠海、山田裕貴、吉沢亮がネタバレを恐れて尻込み!?

和久井健による大人気漫画「東京卍リベンジャーズ」を、北村匠海主演で実写化した『東京リベンジャーズ』の続編二部作の後編、『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』が6月30日より公開される。このほど、6月12日にTOKYODOME CITY HALLにてクライマックスプレミア イベントが実施され、北村匠海、山田裕貴、今田美桜、眞栄田郷敦、清水尋也、永山絢斗、高杉真宙、間宮祥太朗、吉沢亮、英勉監督が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

北村:やっと会えましたね、皆さん。ついに『運命』から約二カ月、そろそろ『決戦』が公開されるということで、『リベンジャーズ1』の時に、僕たちは誰もいないこの会場に一礼をしたのがすごく思い出深いんですが、本当に感慨深い気持ちでいっぱいです。今日は楽しんでください。

MC:この映画の手応えはいかがでしょうか?

北村:我々は前作をやるからには超えなければ意味がないというところからスタートしまして、前編も本当にたくさんの反響をいただきました。でも『東京リベンジャーズ2』はこの後編をみないことには完成してないと僕らも思っていますし、それはもちろんとんでもない手ごたえを我々は感じております。本当に自信を持ってこの場に立ってますので、皆さんもどうか楽しみにしていただければなと思います。

MC:横で力強く吉沢さんも頷いてましたが。改めて手応えはいかがですか?

吉沢:ありますよ、手応えは…あります。やっぱり前編の『運命』が公開されている時も、とにかく早くこの『決戦』を観てほしいっていう想いが本当に強くて、それがね、今日皆さんにこれから観ていただくんですもんね。やっと観ていただける状況になってきてるっていうのはすごくワクワクしますし、本当に『運命』『決戦』併せて前作を超えたなって言う感じがするので、『決戦』は多くの方に観ていただきたいなあっていう思いがありますね。

MC:山田さんはいかがでしょうか?

山田:『1』を超えないと意味がないと思うんで、『2』がある。本当に『1』を凌駕するというか。前編観て後編観たら、ようやくこれで映画『リベンジャーズ』のすべてに触れられたんだなと思ってもらっても過言ではないなと。それぐらい最後だなって思いながら、また魂燃やしていたと思うので、早く観てもらえたら嬉しいなあと思います。

MC:監督、キャストの皆さんからめちゃくちゃ手応えがあったということですが。

英:おっしゃる通りです。良いと思います。非常に良いと思います。

北村:一人だけカジュアルすぎやしません(笑)?

山田:ちょっと似てるよ、監督と(笑)。

北村:あれ?そっかカジュアルか(笑)。でも監督のメガホンに僕らは本当について行くだけというか、役者としては、そして僕たちを信じてくれる監督のもとで出来上がったので。

英:いやいや、本当にここに居るみんなも、いない人も、今日並んだ東卍もバルハラも。バルハラは聞き分け良かったんですけど(笑)。久々にすごい嬉しくなっちゃって、こいつらかっこいいなと思って。はい、みんな早く観てください。

MC:最速試写会を観た方からもたくさんの熱いメッセージが届いているんですが、ここで山田さん、眞栄田さんに伺いますが、「誰かのために戦う仲間の絆に熱く、男泣きした」男性の方からの熱い感想がたくさん来ておりました。それを聞いて山田さん、いかがですか?

山田:熱いのってやっぱりいいですよね。誰かのためにとか、今の世の中がどんなもんなのか知らないですけど、誰かのために生きてる人ってどれくらいいるんだろうと、そういうものをこの映画から感じ取ってもらって、それが届いてんだなって思うだけでやったかいがあるし、嬉しいなと。僕も嬉し泣きです。

眞栄田:嬉しいですよね。僕も話は知ってはいたんですけど、すごい泣きそうに、グッとくるところがめちゃくちゃあったんで、理解できますよね。これから観てもらうと思うんで、共感してもらえるんじゃないかなと思います。ぜひ楽しみにしていてください。

MC:そして、間宮さん。ご覧になった方々から「キサキの存在感、凶悪さが強烈」「不気味だった」「怖かった」と。一作目からどういう向き合い方をされて役を作っていったのですか?

間宮:一作目は本当に出番が少なかったので…(ドヤ顔、そして会場に笑い声)。

北村:持ちネタすぎるね(笑)。

間宮:そう、これだけでちょっとウケるっていう(笑)。はいなので、短い出演の中で印象を残すことを考えたんですけど、今回は逆にキサキがわりと出ているので、その中での居方とかを気をつけながら演じました。

MC:そして、北村さん。中でも、「マイキー、場地、千冬、それぞれの思いが交錯したアクションに思わず泣いた」って言う。アクションで泣いてしまったという。今回のアクション、改めて振り返っていかがでしたか?

北村:そうですね。まあ僕に質問してるのに、僕の名前がないっていうのは、なんかちょっと…まあ、ちょっと打ち合わせの時から「ん?」とは思っていたんですけど…(笑)。まあ、自分においては『決戦』という言葉だけに戦いのシーンというのが、本当にメインになってくるんですけど。もうマイキー、ドラケンのアクションの巧さはさることながら、ものすごくかっこいいですし、真宙なんかは本当にアクションに怪我も臆さない感じで飛び込んでいく姿を僕は横で見ていましたし、それぞれが役としてももちろんいろんなものを抱えながら、それを演技で表現しながら、アクションで表現しながらやってるんですけど、それぞれが役者として。現場にいる立ち姿、本当にカッコ良かったです。毎日主人公が違う感覚を、僕はタケミチとして見てました。今日はドラケンが中心の日。次の日はマイキーが主演の日で、その3人だけじゃなくて、本当に毎日毎日、現場を背負ってる主人公が違うっていうのが、本当にこの映画のまさしく僕の誇れる仲間たちがたくさん映っていたんで、本当に充実した撮影でした。本当にカッコ良かったです。

吉沢:嬉しいですね。でもやっぱりアクションって、どうしてもアクションになっちゃうんで、結構その中のお芝居どうこうっていうのを忘れがちなんですけど、今回の映画は本当にそういうエモーショナルな感情を爆発しながら、手とかほぼ関係ないみたいなのも多かったし。それこそネタバレ…になりそうですけど…。

北村:やめましょう。

吉沢:…やめましょう。やめましょうね。やめます。

北村:配信もあるんで、信じられない人数にばれるばれる可能性があるから、全国で見てるから。

吉沢:ちょっと今のに臆しちゃって、なに話してもネタバレになるんじゃないかと…。まあ、普通に考えてみんなわかると思うんですけど、虹郎とバチバチにやるんですよ。僕は。その時のに虹郎が本当に素晴らしくて、こっちも必死で当たるんじゃないかぐらいのスピードと距離感でやってたんですけど、彼が全部受け止めてくれて。物理的にじゃなくて、全部避けてくれたりとか、僕のやる事を全てカバーしてくれて、もう本当に素晴らしい役者だなっていうのを改めて感じましたね。

北村:虹郎、見てんじゃない?もしかして。

山田:おーい、そろそろ出てこいよ虹郎。

吉沢:一緒にゲームやろうな。

MC:永山さんは、アクションシーンで泣いたっていう男同士の戦いはいかがでしたか?

永山:クライマックスということもあって、前編でも割と殺陣のシーンが多かったんですけど、もちろん後編でもあって、まあ皆さんわかると思いますけど、本当一手一手を大切に撮影させて頂きました。

MC:場地さんはめちゃくちゃ強かったですよね、高杉さん。

高杉:本当に拳の重さが違うなって。間近で見ていて殴られてて思いました。

永山:思ってないです(笑)。

高杉:いや、思ってますよ(笑)。全然思ってました。

MC:今回アクションでも泣いたって方が多いんですけど、いかがでしたか?

高杉:なんか嬉しいですね。お芝居で言ってもらえることも嬉しいですけど、アクションっていうと僕自身も身構えちゃうところがあるんですけど、それに気持ちだったりとか、お芝居が少しでも乗っけられたのかなって思うと嬉しいですね。

MC:監督から見ていかがでした?今回のアクションシーンは。

英:いいと思います。ちょっとカジュアルすぎるんで。

北村:ちょっと一番面白いのやめてもらっていいですか(笑)?

英:ごめんなさい(笑)。アクションというよりもアクションとお芝居一緒くたですよね。そこにお芝居ができないアクションなんてないっていうのが、『リベンジャーズ』だし、やっぱりそこに感情を乗っけて貰えるアクションとして作ってもらったり、本当にみんなで話して、このタイミングでこれやらなきゃ感情が乗らないんだって、ちゃんとみんなの意見をもらってやってくれたんで、それはすごいありがたいです。

MC:眞栄田にも伺ってもいいですか?どういう気持ちで臨まれました?

北村:…たぶん眞栄田さんは、結構なネタバレになるよね。

眞栄田:そうかそうか…(笑)。えーっと…、前編でもあったと思うんですけども、ちょっとみなさんとは若干違うスタートというか、気持ちは一緒ですけど、ちょっと違うスタートだったりもしまして、すごい気合入れてアクションシーンに臨みましたね。

山田:やっぱ観てもらう前ってさ、ヒヨるよね。

北村:全員が今ヒヨっている。

間宮:あれ良かったよね、包帯がはち切れそうな筋肉。

吉沢あれマジやばかった。一番強いやんってなったもん(笑)。

北村:あんな怪我してから、結構身体起こしてたもんね。すごいよね(笑)。

MC:今田さんは、熱い絆もあり、男性同士わちゃわちゃしてるような感じもあったりとかって、今田さんから見ていかがでしょうか?

今田:アクションが今回メインになってると思うんですけど、その中で、それぞれのいろんな複雑な想いがすごい表情の中で垣間見られて、私もアクションのシーンで泣いたぐらい、男性だけじゃなく女性もその絆にぐっとやられるんじゃないかなと思いますね。すごくうらやましくなりました。

MC:今のお話を伺って間宮さんいかがですか?

間宮:私ですか!?

北村:キサキに絆の質問(笑)。すごいですよ(笑)。

間宮:ただ、回想シーンが東卍の結成のとかがあったりして、すごく素敵でしたよ。羨ましかったですね。ずっとねっとりしてたから、俺は…(笑)。

MC:そして清水さんに伺いますけれども、ドラケンと半間の戦い。本作の見どころの一つでもありました。2人でどのような話をしながら戦いを作り上げて行かれたんでしょうか?

清水:最初、練習の段階から僕自体アクションの経験があまりなくて、結構不安だったんですけど、なるべく迷惑かけないように「よろしくお願いします」っていう風に挨拶を裕貴くんにしたら、「お互いがカッコよく見えるように頑張ろうね。一緒に作ってこうね」って言ってくださって。「だから全然気にしないで思いっきり来てもらっていいし、自分の中でこういう風にしたいとか、セリフ足したいっていうのも全然いつでも言ってね」って言ってくださって、その言葉のおかげでだいぶ僕も思いっきり「ありがとうございます」っていう気持ちで、お芝居もアクションも思いっきりぶつからせていただいたので、本当に裕貴くんのおかげで、いいシーンが撮れたなというふうに思ってます。

MC:山田さん、いかがですか?

山田:嬉しいですね…(笑)。すごくいい子で。本当に。低姿勢で。作品のなかではバチバチしてるんですけど、ドラケン、半間がちゃんと強く見えないと東卍という組織もバルハラって組織もちゃんと強く見えないんで、そういったポイントを押さえるのが大事だなと思ってたんで、「一緒に頑張ろうね」っていう気持ちはもちろんありました。

MC:ありがとうございます。お時間も迫ってまいりました。最後に改めて、本作でこのメンバーこのキャラクターを演じるのは最後になります。この映画は完結ということになりますが、改めて今の気持ちを伺ってみようと思います。吉沢さん、いかがでしょうか?

吉沢:急に僕ですか?びっくりした。どう考えても匠海か監督かみたいな…。

北村:俺も一歩出たしね。

吉沢:俺も一歩下がったしね。そっか、僕ですか?そうですね。いや、でも本当にとにかく観てほしい。本当に熱い映画ができたなと思ってますし。第一線で活躍している皆さんがこんな集まってみんながみんな熱い気持ちを持って、いいものにしようっていう思いで挑んだ作品で、すごくいい相乗効果を生んで本当に熱いのが、まっすぐな作品ができたと思ってるんで。ぜひ、皆さんも観ていただいて面白いなと思ったらSNSにあげていただいたりとか、また観に来ていただいたりとか、これから『決戦』を一緒に盛り上げて行けたら嬉しいなあと思っております。最後まで楽しんでください。ありがとうございました。

MC:山田さんにも伺ってよろしいですか?

山田:ちょいちょい(笑)。みんな下がったな。いや、でも本当になんか今をときめくみたいな人たちがただ集められてるわけじゃなくて、みんな多分、ここに来るまでにいろんな作品があって、いろんな階段を乗り越えてたぶんここまできたと思うんですよ。で、やっと俺らの順番が回ってきたっていうか。俺らが行くんだみたいな俳優たちがめっちゃ揃ってて。だから熱いものにしようっていう、そういう思いもあると思うんですよね。だからみんなでやれて本当に良かったし、ここに立ててない人たちもいろんな思いがあると思うし、それはスタッフさんとか、ここに立ってないキャストのみんなとかもそうで、ここにくるまでにみんなが多分どれだけ頑張ってきたかっていう。いろんな作品に出られてるみんなが集まっていいもの作ろうぜって、マジでやったんで、マジでよろしくお願いしますって感じですね。

北村:あっつー(笑)。サウナかと思った。

MC:では北村さんお願いします。

北村:プレッシャーえぐぅ~。ええ…、本当にですね、裕貴くんが言ってたように、我々役者にも人それぞれいろんな道があり、いろんな作品と出会い、そして別れを繰り返して行く職業です。そんな中でたまたま出会ったこんな素敵な僕の誇れる仲間たちと、こんなに熱い映画をこのタイミングでこんな世の中の中作れたことを、本当に僕は誇りに思っていますし、映画だったりとか、あとは音楽だったりとかって、やっぱどうしても娯楽なので、人にとって一番最後に回るものなんです。必ずでも、今こんな世の中だからこそ、いろんなことが毎日ように巻き起こるこんな世の中だからこそ、エンターテイメントという我々の職業がお届けするものが絶対に必要になると思いますし、そうであってほしいと思いますし、皆様にはもっと笑ってほしいし、泣いてほしいし、いろんな感情になってほしいです。なんかそういう感情を与えるのが映画だと思いますし、僕らが作り上げた『東京リベンジャーズ』だと思ってます。こんなに僕も役者の人生の中で、こんなにたくさんの人たちに観てもらえる、そしてこんだけたくさんの仲間たちに支えられながら、今真ん中に立てている。こんなに素敵なことないなって。今日多分、この景色を、そしてこのステージをきっと忘れないだろうなと思います。公開まではまだちょっとありますが、一足先に皆さんに見て頂き、僕らと同じ気持ちになってほしい。ぜひとも、『運命』を観たあとに見た後にこの『決戦』を観たくなるのはやっぱり当たり前でしょって、みんなに僕らと同じラインにぜひとも立ってください。前も言いましたが、皆さんも僕は仲間だと思っていますし、同じ作品を愛する仲間だと思ってますので、ぜひとも今日、皆さんがここ最近で一番幸せな気持ちで帰ってくれたら幸いです。ありがとうございました。

『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』
2023年4月21日(金)より公開
監督:英勉
原作:和久井健「東京卍リベンジャーズ」
脚本:髙橋泉
主題歌:SUPER BEAVER
出演:北村匠海 山田裕貴 杉野遥亮 今田美桜 鈴木伸之 眞栄田郷敦 清水尋也 磯村勇斗 永山絢斗 村上虹郎 高杉真宙 間宮祥太朗 吉沢亮
配給:ワーナー・ブラザース映画

『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-』
2023年6月30日(金)より公開
監督:英勉
原作:和久井健「東京卍リベンジャーズ」
脚本:髙橋泉
主題歌:SUPER BEAVER
出演:北村匠海 山田裕貴 杉野遥亮 今田美桜 鈴木伸之 眞栄田郷敦 清水尋也 磯村勇斗 永山絢斗 村上虹郎 高杉真宙 間宮祥太朗 吉沢亮
配給:ワーナー・ブラザース映画

【ストーリー】 凶悪化した東京卍會によってタケミチの目の前で再び、ヒナタが殺された。ヒナタを救う鍵は、一人一人が仲間のために命を張れる、東卍結成メンバー6人(マイキー、ドラケン、場地、三ツ谷、パーちん、一虎)を引き裂く“悲しい事件”にあった。彼らは何故戦わねばならない運命になってしまったのか。「君が助かる未来にたどり着くまで、絶っ対ぇ折れねぇから!」果たして、タケミチは過去に戻り、ヒナタを、東卍の未来を救えるのか。

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