諫早農高・稲岡さん最優秀 長崎県学校農業クラブ連盟大会 家畜審査肉牛の部

家畜審査競技肉牛の部で牛の状態をチェックする高校生=平戸市田平町

 長崎県内の農業系高校の生徒が日ごろの学習成果を披露する県学校農業クラブ連盟年次大会家畜審査競技肉牛の部が13日、平戸市田平町であり、諫早農業高動物科学科2年、稲岡咲朋(さほ)さん(17)が最優秀に輝いた。10月に熊本県で開かれる全国大会に県代表として出場する。
 同大会の式典とプロジェクト発表、意見発表、家畜審査競技乳牛の部は島原市、平板測量、農業鑑定、農業情報処理の3競技は平戸市で、それぞれ21日に実施する。
 競技には北松、西彼、諫早、島原の各県立農業高校から代表生徒5人ずつが出場した。競技で使う経産牛4頭は同町の畜産農家が用意。4頭の「前軀(く)」「品位」「資質」に対する適正な評価に挑戦した。
 生徒たちは体形や骨格、脂の付き具合などを真剣な表情でチェックした。最優秀の稲岡さんは「学校で練習したときの良い牛を思い出し、比べながら評価した。全国大会でも頑張る」と話した。

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