東京から益子町に移住した夫婦が「ブルーベリー観光農園」を開園 オープン前に関係者らが摘み取り体験

 益子町に移住した夫婦が、今月(6月)ブルーベリーの観光農園をプレオープンさせるのを前に、益子町長らが15日に視察に訪れました。

 益子町本沼にブルーベリーの摘み取りができる観光農園「ブルーベリーと里山と」をオープンさせるのは、東京都から益子町に移住した金子幸代さんと太さんの夫婦です。

 15日は、益子町の広田茂十郎町長ら関係者12人が訪れ、摘み取り体験までの流れや施設の特徴などについて金子さん夫婦から説明を受けました。

 約3千坪ある農園では現在40種類のブルーベリーが合わせて1千200本あり、一部の品種を除いて苗木の上には雨でも摘み取りが楽しめるよう屋根が備わっています。

 屋根があるブルーベリーの観光農園は、関東では初めてだといいます。

 金子さん夫婦は、コロナ禍の2021年4月に益子町へと移住しました。

 会社をやめて観光農園の経営を決意し、農地を探しをしたところ、益子町の親身な対応と周囲の環境に心打たれ移住を決めたということです。

 大粒のブルーベリーを頬張り、そのみずみずしさと味に太鼓判を押した広田町長は「町はこれから農業体験ができるグリーンツーリズムに力を入れていくので、是非力を貸してほしい」と金子さん夫婦の活躍に期待を寄せました。

 観光農園は、6月24日にプレオープンします。事前に予約が必要ですが、8月末ごろまで楽しめます。

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