渦中のムバッペがPSG残留を強調 「それが今の僕にとって唯一の選択肢」

[写真:Getty Images]

パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペ(24)が去就に言及した。

PSGでの今季を戦い抜き、代表活動に合流したムバッペだが、先日に契約の内容が2024年までの契約に1年延長オプションであるのがわかり、話題に。しかも、1年延長オプションの不行使をクラブに通達したのも判明し、レアル・マドリー移籍が確実視された昨夏に続いて、去就が騒がしくなっている。

16日に敵地で行われるユーロ2024年予選グループB第3節のジブラルタル代表戦が迫り、そこに集中したいムバッペだが、フランス『Le Parisien』によると、前日会見では自ずとPSGでの将来を巡った問いかけがなされ、辟易した様子をうかがわせながら、今夏の移籍意思なしを改めて主張したようだ。

「その質問に対してはもう返してある。僕の目的はPSGに残り続けること。それが今の僕にとって唯一の選択肢。プレシーズンから戻るつもり。次の質問では試合に関するものであってほしい」

そう言葉を紡いだムバッペだが、PSG宛てで1年間の延長オプションを行使しない旨を通達した話題の手紙についても問われ、「まさかあの手紙で人を傷つけたり、怒らせたりするとは思ってもいなかった。リアクションは僕にどうしようもできないけど、そんなの関係ないことだ」とも語ったという。

なお、先日にフランスのエマニュエル・マクロン大統領から再びの助言を示唆する発言がなされたが、その件を巡っては「今年の僕のキャリアに何の影響もなさない。僕の目標は残留だし、彼とは波長が合っている」と返している。

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