作業中に感電、28歳男性死亡 JR内房線の線路で コード端が胸に触れたか 千葉・富津

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 16日午前1時半ごろ、千葉県富津市竹岡のJR内房線上総湊-竹岡間の線路内で、変圧器の部品交換をしていた東京都葛飾区堀切7、会社員、谷沢勇太さん(28)が作業中に感電し、搬送先の病院で死亡が確認された。富津署は詳しい事故原因を調べている。

 同署によると、谷沢さんは同僚2人と一緒にゴンドラに乗って、変圧器のコードの交換作業中、コードの端が胸に触れて感電したとみられる。同僚が119番通報した。

 JR千葉支社によると、事故の影響で大貫-館山間で始発電車から運転を見合わせた。上下3本が最大50分遅れ、乗客約170人に影響が出た。同支社は「警察の捜査に協力していく」としている。

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