エンゼルスがレンジャーズ4連戦勝ち越し 大谷が6勝目&22号弾

【エンゼルス5-3レンジャーズ】@グローブライフ・フィールド

エンゼルスは先発の大谷翔平が6回2失点と粘りのピッチングで試合を作ると、同点で迎えた7回表にミッキー・モニアックの6号ソロが飛び出し勝ち越しに成功。さらに大谷の22号2ランで追加点を挙げて5対3でレンジャーズを下し、敵地での4連戦を3勝1敗と勝ち越した。大谷は日本時間5月16日のオリオールズ戦以来1か月ぶりの白星となる6勝目(2敗)をマークし、5番手のジェイコブ・ウェブが1セーブ目を記録。レンジャーズ先発のネイサン・イバルディは3敗目(9勝)を喫している。

同地区首位のレンジャーズ相手にカード勝ち越しを狙うエンゼルスは、2回表にチャド・ウォラックの6号ソロで幸先よく先制に成功したものの、毎回ランナーを許していた先発の大谷が3回裏に捕まってしまい、3連打で1対2と逆転を許す。それでも直後の4回表にモニアックのタイムリーでエンゼルスが同点とすると、大谷も徐々にペースを掴みレンジャーズ打線を封じていった。

緊迫した両エースの投げ合いは一発で動かされた。7回表、先頭のモニアックが初球を捉えてセンターへ勝ち越しの6号ソロ。これで勢いに乗ったエンゼルスは7回裏一死3塁のピンチを2番手のクリス・デベンスキーが切り抜けると、8回表に大谷がセンターへ22号2ランを放ち、自らのバットで勝利を手繰り寄せる。最後はクローザーのカルロス・エステベスが制球を乱し満塁のピンチを迎えたものの、この場面で登板したウェブがなんとか1失点で留めてリードを守り切った。

大谷は6回99球を投げて被安打6、与四球1、奪三振3、失点2の内容で今月初のクオリティ・スタートを達成。今季の防御率を3.29とした。さらに打撃面でもピート・アロンソ(メッツ)に並んでメジャートップとなる22号弾を放ったほか、2四球で出塁とこのカード最後まで好調をキープ。12試合連続安打でついに打率.301、OPS1.002と大台を超えた。直近10戦7発と乗りに乗っている大谷ともにチームも上り調子で、この期間8勝2敗をマーク。プレーオフ進出圏内まで1ゲーム差、地区首位レンジャーズまで4.5ゲーム差と勝負の夏場に向けて視界良好だ。

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