金融機関の職員を装い、80代の女性からキャッシュカードをだまし取った疑いで、男2人が16日、逮捕されました。
逮捕されたのは、大阪府高槻市の自称会社員・下村奎斗容疑者(20)と、広島県廿日市の無職・上田龍海容疑者(23)の2人です。
警察によりますと、2人は金融機関の職員になりますし、高齢者からキャッシュカードをだまし取ろうと、15日、別の共謀者が松山市内に住む80代の女性宅に電話をかけ「入院費用の払い戻しの手続きのため、古いキャッシュカードを新しくする必要がある」とウソの内容を伝えました。
その後、下村容疑者が80代女性宅を訪れ、キャッシュカード3枚をだまし取ったということです。
警察は、捜査に支障があるとして容疑者2人の認否を明らかにしていません。
警察では、他人のキャッシュカードを受け取ったり他人のカードを使って現金を引き出す行為は、詐欺罪や窃盗罪になる可能性があるとして十分注意するよう呼びかけています。