松岡広大、佐藤大樹主演「around1/4」出演! 妖しさを漂わせ“アラクオ”に惑う26歳を演じる

松岡広大が、ABCテレビ・テレビ朝日で7月にスタートする連続ドラマ「around1/4 アラウンドクォーター」(テレビ朝日=7月8日スタート・土曜深夜2:30、ABCテレビ=7月9日スタート・日曜午後11:55)に出演することが分かった。

「around1/4 アラウンドクォーター」は、漫画家・緒之氏による同名WEBTOON(スマートフォンに最適化した縦読み&フルカラーの漫画)が原作。25歳前後(アラウンドクォーター=アラクオ)の男女5人が直面する“25歳の壁”、そして“恋の分岐点”にフォーカスを当て、悩み傷つきながらも、自分なりの乗り越え方を見つけていく恋愛群像ストーリー。

EXILE/FANTASTICS・佐藤大樹がベンチャー企業の広告代理店で営業マンとして働く主人公・新田康祐を演じるほか、美山加恋がヒロインの平田早苗を演じ、工藤遥はもう1人のヒロインとなる橋本明日美に扮(ふん)する。

松岡が演じるのは、康祐、早苗、明日美らとアルバイト仲間だった横山直己。直己は3人より一つ年上の26歳。ミステリアスな雰囲気をまとい、康祐も遊びに来るサパークラブ(男性がカウンター越しに接客するナイトクラブ)で働く直己だが、康祐たちには話せないある“惑い”を抱えている。

松岡は原作の印象を聞かれると「登場人物たちは円滑に、円満にと『合理的に』考えているようですが、それは誰かのためではなく、自分だけの都合のいい逃げ道を作っているのかなと。守ることに対して否定はしないけれども、合理性だけでは語れないのが年を重ねること、生きること、人、ヒト、と何かをすることなのではと感じました」と悩みに共感を覚えたことを明かす。

また、自身の役どころを「常に一歩離れて俯瞰(ふかん)して周りを見ている人物で、どこか厭世(えんせい)的。ただ、その生き方のせいなのか、人付き合いさえもないがしろにして1人でもいいと誓っているように見えますが、それは傷つくのも傷つけられるのも嫌いだと言っていることの裏付けで、自分を守るための盾が同時に諸刃の剣であることに鈍感な人なのかなという印象です」と分析している。

最後に松岡は「分かりやすさや軽さで補完する作品ではないですし、断定もしません。恋だけの側面に限らず、頻繁に起こり得る言語化が難しい複雑な感情を、複雑なままむき出すことで、その中身を視聴者の方々それぞれでのぞいてもらえたらいいなと思います。自由に、想像していただくのが何よりの喜びであり理想です」と視聴者にメッセージを送っている。

今回の発表にあわせて、ABCテレビ公式YouTubeチャンネルにて、直己ver.のティザーPRが公開されている。

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