こどもたちに魚を身近に感じてもらおうと、千葉県富津市では6月16日、地元の小学生によるヒラメの稚魚の放流が行われました。
この取り組みは公益財団法人の千葉県水産振興公社が、地元の子供たちに魚を身近に感じてもらおうと毎年、県内各地で行っているもので、16日は富津市の大貫小学校の5年生26人が参加しました。
こどもたちはまず、ヒラメが入った水槽にかじりつくように集まり、ヒラメの大きさや形、色などを観察して気付いたことをメモしていきました。
その後、自分達でヒラメをバケツに移したこどもたちは、1匹1匹優しく手に取りながら海に放流しました。
こどもたちが放流した体長8センチほどのヒラメは、1年後には30センチほどの大きさに育つということです。
県水産振興公社によりますと、県内で毎年獲れる約300トンのヒラメのうち、その4%から16%が放流されたヒラメと推定されているということです。
体験した児童はー
「ヌメヌメしていて放流するのにヒラメに遊ばれた感じだったけど、結構かわいかった」
「まだ小さかったのでもっと大きくなって、大人のヒラメになって元気よく泳いでほしい」