ラグビー日本、千葉で合宿公開 稲垣「使命感に駆られる」

詰めかけたファンとタッチを交わす稲垣(中央)ら=千葉県浦安市

 ラグビー日本代表は16日、千葉県浦安市で行っている合宿を公開し、ファン約700人が集まった。バイクをこぐトレーニングを見せた後にはハイタッチしたりして交流し、プロップ稲垣(埼玉)は「声援によって力が出る。自分たちがより強い姿勢を見せないといけないという使命感にも駆られる」と感謝した。

 9月開幕のW杯フランス大会に向け、今月12日から始まった合宿は1週目が終了。連日の練習ではタックルなど接点の攻防に重点が置かれ、ぶつかり合いの連続で疲れが蓄積している様子。稲垣は「朝はみんなゾンビみたいに死にそうな顔をしている」と表現しつつ、充実した内容で「チームに緊張感がある」と語った。

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