上越まつり完全復活 高田、直江津祇園祭と謙信公祭

 上越まつり委員会は16日、第48回上越まつり(高田、直江津祇園祭、謙信公祭)の事業計画を発表した。今年はコロナ禍により中止や規模縮小を行っていた行事を平常時に戻して実施する。
 昨年は2日間に短縮していた高田祇園祭は本来の7月23日から26日までに戻し、みこしの市内渡御と宮入りなどの諸行事を復活させる。また初日の23日に復活を祝う花火打ち上げを行う。中止になった行事の代わりに昨年行った高田祇園祭写真展は役目を終えたため取りやめる。
 高田と直江津の祇園祭をつなぐみこしの川下りは手法を見直し、稲田橋から謙信公大橋まで陸送し、そこから船で川下りを行う予定としている。直江津祇園祭(7月26日から同29日)と第98回謙信公祭は民謡流しなど昨年は中止、縮小した全行事を復活させる。露店の出店者は高田城址公園観桜会と同様に、県内限定とする。

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