「探偵!ナイトスクープ」上岡龍太郎初代局長時代の名作を一挙放送!

ABCテレビで6月23日に放送する「探偵!ナイトスクープ」(金曜午後11:17、関西ローカル)は、初代局長・上岡龍太郎さん時代の名作を4本厳選して送る。

2023年5月19日に逝去された上岡さんは、同番組開始から12年間にわたって、視聴者からの依頼を解決するために奔走する探偵たちを束ねる初代局長を務めた。2000年4月に局長の座を退き、その後、2代目局長に俳優・西田敏行が就任。さらに19年11月からは、ダウンタウン・松本人志が3代目局長となり現在に至っている。

6月23日の総集編「追悼 上岡龍太郎初代局長」で放送するのは珠玉の4本。高速道路沿いにあるチチヤス乳業大阪支社(当時)の屋上に設置されていた、ヨーグルトの容器を模した巨大看板の側面に書かれた「製造年月日は上蓋に記載」が本当に書かれているかどうか調べてほしいという依頼に桂小枝探偵が挑んだ「チチヤスヨーグルトのフタ」(1993年5月21日放送回)。

地方から大阪に出てきた青年からの、大阪弁をマスターしてバリバリの大阪人になりたいという依頼に対してトミーズ・雅探偵が実践で大阪弁を教え込む「大阪弁講座」(1993年8月6日放送回)。犬種の「チャウチャウ」と、大阪弁で「違う」を意味する「ちゃうちゃう」を組み合わせる“ちゃうちゃう会話”が話題となった。

大阪・なんばグランド花月で買って大切に保管していた「四十八茶」というお茶が、知らぬ間に家族の誰かに飲まれてしまった「四十八茶を飲んだ犯人」(1997年10月24日放送回)。その犯人を見つけてほしいという依頼に駆けつけた長原成樹探偵が、往年の刑事ドラマ手法を用いて、言葉巧みに犯人の証言を引き出していく流れは、まさに名作。

緑地池で、通常サイズの何十倍もある巨大なシジミ貝を発見したという男性からの依頼に、これが探偵デビューとなるジミー大西が応えた「巨大シジミ発見!?」(1995年4月21日放送回)。あまりに巨大な貝のサイズへの恐怖感と、かつそれを料理して食べるという、その後のナイトスクープに一つのパターンを確立した金字塔的作品。

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